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【小ネタ】ユニークな値を1発で生成するショートカット【エンジニア向け】
実装の確認のためにユニークな値が何度も必要になった場面はないでしょうか?
新規ユーザーからの登録を再現するために、ユニークな値がその都度必要になる...ということが先日ありました。自分がその度に思っていた、
😩「確認する度に手で適当なユニークな値を入力するの面倒だな...」
という悩みをこちらで解決できたので共有です。
同じような悩みや経験をお持ちのエンジニアの方はぜひご覧ください、
結論:MacOS標準のショートカットからユニークな値を生成するコマンドを作成してペースト
ショートカット一発で現在の年月日と秒数までの時刻を組み合わせたユニーク値をクリップボードにコピーします。
そのままペーストすれば、以下のようにいつ生成しても必ずユニークな値が生成できます!
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以下手順を説明していきます。
手順
- MacOSに標準で搭載されている「ショートカット」を開いて右上の「+」から作成画面に進んでください。
↓
- 右のサイドバーから「スクリプティング」を選択し、「AppScriptを実行」を選択してください。
- AppScriptのエディタが表示されます。
- 表示されたエディタ部分に以下をペーストしてください。
on run {input, parameters}
-- 現在の日付と時刻を取得
set currentDate to current date
-- 年、月、日、時、分、秒を取得
set yearStr to year of currentDate as string
set monthStr to text -2 thru -1 of ("0" & (month of currentDate as integer)) -- 2桁の月
set dayStr to text -2 thru -1 of ("0" & day of currentDate) -- 2桁の日
set hourStr to text -2 thru -1 of ("0" & hours of currentDate) -- 2桁の時
set minuteStr to text -2 thru -1 of ("0" & minutes of currentDate) -- 2桁の分
set secondStr to text -2 thru -1 of ("0" & seconds of currentDate) -- 2桁の秒
-- フォーマットされたタイムスタンプを生成
set timestamp to yearStr & monthStr & dayStr & hourStr & minuteStr & secondStr
-- タイムスタンプをクリップボードにコピー
set the clipboard to timestamp
-- 結果を返す
return timestamp
end run
- ペーストすると以下のようになります。
- タブ上のショートカット名を「ユニーク値を生成」などにしてウィンドを閉じれば完成です!
使い方
- ショートカットをクリックして起動
- そのまま好きなところにペースト
これだけです。
ショートカットを呼び出す設定方法
2つほどあります。自分は前者を設定しています。
通知センターにウィジェットとして登録しておく
必要な時に通知センターを呼び出して、ショートカットウィジェットをクリック。
これでクリップボードにコピーされます。
キーボードショートカットに登録しておく
少々力技ですが、使っていないキーボードの組み合わせに登録しておきます。
ご覧いただきありがとうございました。
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