ノーコード(NoCode)について2時間くらい調べたメモ
なんだかノーコード(NoCode)がすごいらしいと聞いたので2時間位調べてみた。
あとノーコードを使い始めた人にいろいろ聞いて情報を補完した。
TL;DR
ノーコードのロールモデルとなるようなイケてるアプリが出てきたらもっと盛り上がると思った。
まずは日本語でググる
ノーコード
とか NoCode
でググると、説明記事がいくつか出てくるので読んでみる。
この記事は非常に参考になったが、いきなり不穏な文言が踊っている。
彼らはYeloを使ってWeb版から提供をはじめ、その後NativeAppもYeloを使っての提供を始めたと言います。
・・・そうYeloの中の人はいうのですが、個人的には怪しさを感じています。
他のページを見てみると、どうやら「Adalo」「Bubble」「Glide」あたりが有名らしい。
英語ページをググる
ノーコード周りの日本語の情報はまだ少ないようなので英語で検索をする。
adalo bubble glide
とか adalo vs bubble vs glide
とかで英語でググると比較記事や比較リストが出てくる。
この辺が比較リストでよくまとまっている。
ノーコードの種類
ノーコードと一口に言っても4種類ほどあることがわかった。
それぞれの種類は完全に別れているわけではなく、それぞれが混ざりあったようなノーコードサービスや複数のノーコードサービスを組み合わせる例もあるが、だいたいのメイン機能としての分類は多分こんな感じ。
Webサイト・Webページ系ノーコード
Wix、Jimdoo、ペライチなど。
かなり枯れている分野なので安心して採用できそう。
ホームページビルダーやFrontPageやDreamweaverで四苦八苦していた時代からはずいぶん遠くまで来たものだ。
DB・RPA系ノーコード
AppSheet、Airtableなど。
ExcelやSpreadsheetと違って、ある程度マネージドされた機能が豊富なので「社内の野良Excelが増えすぎてわけわからねえ!」みたいな状態を(たぶん)防げる。
採用事例が多く、事業規模も成長している分野らしいがあまり興味がないのでよく調べてない。
Webアプリ・PWA系ノーコード
Adalo、Bubble、Glideなど。
たぶん一般的にノーコードと言うとロジックの入ったWebアプリであるこれらを指すことが多い。
AdaloであればAdalo App Showcaseなどで採用事例を公開している。
またGoogle検索で site:adalo.com
して「日本語のページを検索」をオプションで選んだりするとAdalo製の日本のプロダクトがいくつか出てくる。
ネイティブアプリ系ノーコード
それぞれのサービスで作ったWebアプリを公式だったりサードパーティーのツールでネイティブ化できるものもある、らしい。
調べてみるとBubbleで作ったものをBDKというのでネイティブアプリ化したもののショーケースが見つかった。
まとめ
例えばRailsであれば「Twitterみたいなのを作りたいからRailsでウェブサービスを作る」というような理由でRailsに触れ始めた人が多くいたが[要出典]、ノーコードではそういったロールモデルとなるようなサービスを見つけられなかった。
Google MapsがAjaxで新しい形のウェブサービスを実現したのを見て僕たちはAjaxに可能性を感じたし、アイドルマスターシャイニーカラーズのPWAを見たときに「PWAでここまで出来るのか!」と感動したように、これからノーコードの可能性を見せてくれるようなイケてるサービスが登場したらノーコードがもっと盛り上がるのではないだろうか。
(そしてそのイケてるサービスを作るのは我々自身かもしれない)
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