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Mac上などの仮想環境でIEやEdgeなどのWindowsブラウザを動かす方法 2022年版

2022/03/30に公開約2,600字

昔はmodern.IEなどと呼ばれていたが、今はMicrosoft Edge Developer内の「レガシ テスト用の仮想マシン」とか呼ばれているらしい。レガシ!?

https://developer.microsoft.com/ja-jp/microsoft-edge/tools/

前提

VirtualBoxはすでにインストールが済んでいるものとする。
(なのでM1チップだと動かない😇)

ダウンロード

上記ページから「レガシ テスト用の仮想マシン」のリンクをたどり、「レガシ Microsoft Edge と Internet Explorer 11 を搭載する Windows 10」の「VM プラットフォームを選択します。」から「VirtualBox」を選択してダウンロード。
(以前はWindows 7環境も配布されていたが現在はWindows 10のみとなっている)
(2020-12-28追記:いつの間にかWin7のIE8〜の環境も復活していた)

ダウンロードしたzipファイルを展開すれば「MSEdge - Win10.ova」というファイルが作成される。
もしMac環境でovaファイルではなく「MSEdge - Win10-disk001.vmdk」と「MSEdge - Win10.ovf」が作成された場合は、アーカイブユーティリティによって再帰的にovaファイルも展開されてしまっているのでコマンドラインからzipを展開する。
(ダウンロードページ下部に「Mac ユーザーは、ファイルを解凍するために zip64 をサポートする The Unarchiverなどのツールを使用する必要があります。」とあるが、自分のMac Catalina環境ではデフォルトのアンアーカイバーとunzipコマンドで普通に展開できた)

$ unzip MSEdge.Win10.VirtualBox.zip

起動

展開されたovaファイルをダブルクリックすればVirtualBoxが立ち上がって「仮想アプライアンスの設定」というダイヤログが表示されるので、表示内容を確認した後に「インポート」を押す。
しばし待つとインポートが完了し、VirtualBoxの仮想マシン一覧に「MSEdge - Win10」が追加される。

そのまま仮想マシンを起動しても良いのだが、ビデオメモリがデフォルト値8MBだと少し足りないので、[設定]->[ディスプレイ]からビデオメモリーを64MBくらいまで上げておく。
Retinaディスプレイでゲストを非Retinaとしたい場合は表示倍率を200%に上げる。(Retinaとして動かしたい場合は後のGuest Additionを入れた後にWindows側でスケールを調整する)

メインメモリはデフォルトで4GBだがホスト側を食い尽くさない程度に要求スペックの2GB以上で調整する。
初期セットアップはある程度スペックがあったほうがスムーズに進む。

仮想マシンを起動したらWindowsのログインを求められるので、パスワード入力欄に「Passw0rd!」と入れる。

設定

右下にGuest Additionsを追加する旨のポップアップが出るのでそこから追加する。
(出来ない場合はVirtualBoxで仮想のディスクドライブを作成した後にゲストOSを起動し、Devices -> Insert Guest Additions CD imageを選択してそこからインストールする)
そして再起動。

何はともあれ最新の状態にしたいのでWindows Updateをかけて再起動。
2020年7月14日現在、デフォルトでは旧Edgeが入っておりWindow Updateでは更新されないので手動でChromium Edgeをインストールをする必要がある。

日本語化

デフォルトだと全てが英語なので日本の環境に合わせていく。
SettingsメニューからTime & Languageを選択してLanguageのAdd Languageから日本語を探して選択、一覧に追加されるのでクリックして「Set as default」を選択、さらにOptionsからLanguage Packをダウンロード。
日本語の「オプション」からハードウェアキーボードレイアウトを「日本語キーボード(106/109)」に変更し
設定が終わったら再起動。
Date & TimeからTime zoneの設定を(UTC+09:00) Osaka, Sapporo, Tokyoに変更。
RegionからCountry or regionとRegion formatをJapanに変更。
右下のIME選択から日本語を選択すると日本語入力が可能になる。

ゲスト側からホストのWebサーバーに接続

デフォルトではゲスト<->ホストでつながらないのでバーチャルマシンの設定のNetwork -> Adapter 2からホストオンリーアダプタを設定する。(ホストオンリーアダプタがない場合はホストネットワークアダプターから作成する)

動作確認したいシステムはホスト側で稼働しているので、ゲスト側のブラウザからホスト側のウェブサーバーにつなぐ必要がある。
ゲスト側のブラウザのアドレスバーに「10.0.2.2(:ポート番号)」を入力して接続を確認。

ライセンスの延長

ライセンスは標準で90日間有効だが延長することもできる。
詳しくはWindows立ち上げ後の壁紙に書いてあるのだが、コマンドプロンプトを管理者権限で起動してslmgr /rearmと実行すれば有効期限がリセットされる。
延長ができない場合もあるらしいが条件は不明。

Windows 11

https://developer.microsoft.com/en-us/windows/downloads/virtual-machines/ から同様の手順でイケるはず。

更新履歴

2020.07.14 Windows 10以前の環境の配布が終わりページの表示も大きく変わったようなので最新の手順に更新
2021.12.02 Windows 11を追加

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