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Azure Container Apps でコンテナのトラシューに便利なコマンド

2022/09/23に公開

MS Blog にて、Azure Container Apps のコンテナのトラブルシュートに便利なコマンドが紹介されていました。

実はコマンドベースでは試してみたことがなかったので、やってみました。

環境・準備

  • Azure Container Apps
  • Azure Cloud Shell

事前準備

お試し環境として、下記の公式ドキュメントを参考に Azure Container Apps 環境をデプロイしておきます。

やってみた

冒頭のブログ記事で紹介されている「Log Streaming」と「Console Connect」を試してみました。

Log Streaming

az containerapp logs show -n <Container Apps 名> -g <リソースグループ名>

こちらのコマンドでは、指定したコンテナのコンテナログ (stderr および stdout) を確認することができます。

--replica オプションと確認対象のコンテナ (レプリカ) を指定することで、任意のコンテナを選択することも可能。

なお、Azure Portal では「ログ ストリーム」の画面と同じ機能です。

Console Connect

az containerapp exec -n <Container Apps 名> -g <リソースグループ名>

こちらのコマンドでは、指定したコンテナのシェルに入ることができます。

前記のコマンドと同様に --replica オプションと確認対象のコンテナ (レプリカ) を指定することで、任意のコンテナを選択することも可能です。

Azure Portal では「コンソール」の画面と同じ機能です。

参考

上記のコマンドを含めた az containerapp 関連のコマンドの詳細については、下記の公式ドキュメントにまとまっています。参考にしてくださいませ。

まとめ

Kubernetes をよりマネージドにしている Azure Container Apps。さすがにホストを色々覗くのは難しいようですが、コンテナ単位なら触れる範囲となっていることがわかります。

トラシュー時にはコンテナに入りたい時がどうしてもあるので、この領域を残しておいてくれるのは嬉しい限りです。

冒頭のブログ記事には、他にも Azure Monitor および Log Analytics 関連の活用が記載されていますので、そういう部分でも参考になる記事でした。

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