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エンジニアの能力開発について考えていること

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はじめに

本記事では、わたしが仕事で育成面を担っている中で思う、エンジニアの「能力開発」について思っていることを述べています。(※このため、時々アップデートすることがあると思いますが、ご了承ください。)

なお、個人的に「育成」という言葉は若手に向けたイメージが強くなると感じてしまいます。こういう話は若手だけに向けたものではなかったので、わたしは「能力開発」みたいな表現を選んでいます。

メタ学習

スキルアップにおいては、「どのように育っていくか」という点への理解があるのと無いのとでは向上速度に隔たりがあるという見解があります。

1万時間の法則よりもっと大切な事実|スキル習得に学習時間は関係ない

まずは、この「育つということ」について一読のうえ、理解をしておいていただけると嬉しいです。

プロセス

現在考えている能力開発プロセスは、まず下記のようなプロセスを活用してみては、と考えています。

1. スキルマップを利用し、現在の自分の力量を把握する
2. スキルマップから、自分の伸ばしたい領域を選択し、目標を立てる
3. 各領域の能力開発プロセスを参考に、伸ばしたい領域の経験を積む
4. 上記フィードバックループを半期ごとに繰り返す

ここで重要なのは、スキルマップは純技術的な要素だけではなく、「聴く力」や「伝える力」などのビジネススキル的な要素も必要であるということです。

「創れるエンジニア」は純技術的なスキルだけではダメで、問題解決思考やチームとしての行動なども求められる時代であると思っています。

大事にしたい、大事にしてほしいこと

強みを見つけよう

まずは、自分の強みを一本つくれるように行動してみましょう。

プログラミング言語でもインフラ技術でも、何か強みが一本あれば、その周りの技術を学ぶことも容易になりますし、学習の勘所も分かるようになってきます。

きっかけは配属された業務で求められた技術分野でも良いと思うのです。そこを強みに昇華したうえで、強みをどんどん深く or 広げていくことが良いと思います。

https://qiita.com/spaces/items/482a91d85d6f9731bfcf

考え方を理解する

個々のやり方ではなく 方法論そのやり方に至る考え方 を理解することで、「以前教えてもらった内容/テンプレートと似たようなケースだが少し違う」という場合にも応用できるようになったり、改善提案もできるようになっていきます。この考え方は、ポータブルスキルとしても重要なことだと考えています。

振り返り

成長にとっては 「将来、自分がどうなっていたいのか」「現在、自分は何ができて、何が足りないのか」 を意識しながらスキルアップを進めていくことが重要です。定期的に上記の振り返りを行い、これから伸ばすべきスキルをメンター等と意識合わせしながらスキルアップを進めると良いと思います。

楽しんで学ぶ

論語に 「これを知る者はこれを好む者に如かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず。」 という言葉があります。「興味のないことをイヤイヤ学ぶ」よりも「好きなことを学ぶ」ほうが、そして「楽しんで学ぶ」ほうが格段に成長できます。是非、「楽しみ」を見つけて学んでいきましょう。ただし、"楽 (ラク)" と "楽しい" は違いますので、ご注意を。

自信を持とう

頑張っていくと「まだまだ強みとは言えない…」と思う瞬間も来ると思います。ダニング・クルーガー効果 (いわゆるチョットデキル曲線) の影響も受けますし、コミュニティに属すると周りは自分よりもデキる人がいっぱい集まっているため、自分が本当にちっぽけな存在のように思えます。

もちろん事実な部分はあるはずですが、実は自分で自覚できていないだけで、世界一とは言わないまでも自社の中ではトップクラスの人間になっている ようなことは往々にしてあると思います。慢心してはダメですが、自信を持つことも大切だと考えています。

おわりに

自動化技術の出現や DX の浸透など、エンジニアに求められるスキルは少しずつ変わってきており、生き残るためには個々人でも成長戦略が必要になっていると思います。

立場的には育成を任されることの多い昨今、この話は日常的に考えていきたい永遠のテーマですね。