商品の梱包材に感動した話
Ankermake M5を買いました
Ankermakeとは充電器で有名なあのAnkerのモノづくり分野のブランドです。
Ankermakeの第一弾としてKickstarterでM5という3Dプリンターがリリースされました。
当時私が使っていた3Dプリンターは1万円。ネジ一本から完全組み立て式で4年前に買ったもので、だいぶくたびれていたので迷わずポチり。
なお、今回のクラウドファウンディングはすでに終了してしまいましたが、通常のサイトからもそのうち買えるようになるみたいです。
そしてプレッジから約1年後の2022年12月24日に配送されたのでした(まさにクリスマスプレゼント!)
正直外見はめっちゃデカいただの四角い箱です。Kickstarterの情報によると日本に向けて出荷されたのは320台とのこと。
日本でxxx台という限定スポーツカー的なサムシングを感じつつ、淡々と開封するのでした。
感動したポイント2つ
Ankermake M5は基本的には組み立て済み製品ですが、一箇所だけネジ止めなどの軽微な組み立て作業をする必要があります。
そこで今まで遭遇したことがないような梱包に遭遇しました(ここが本題)。
感動ポイント1つ目
組み立ては支柱を左のベースプレートに接続していきます。これ、映像からは分かりませんがどちらの部品もそれぞれ体感5kgくらいあります。
こんな重いものどうやって組み立てればいいんや...思いますよね。
どうするかというと...
ずらします
ここでポイント1つ目。お気づきでしょうか?「ここまでずらしてください」という溝がちゃんと切ってあるのです。
開封時点ではそこに何かが入っているわけではないのでこの組み立てのガイドのために作られた溝であることがわかります
感動ポイント2つ目
そしてベースプレート側を支柱に当ててネジ止めをしていきます。
ここでポイント2つ目。
梱包材の高さとネジ止めをする高さがピッタリ
つまりベースプレートをテーブルなどに置いて、手で支えるだけで組み立てができるのです。腕をプルプルさせながら組み立てる必要ナシ!
まとめ
ということで「さすがAnker」と言わざるを得ない顧客体験でした。
例えばテレビを買った際に「壁掛けのネジの位置をマークした紙」みたいなガイドが別添えで入っているのはよく見かけますが、そのような機能を梱包材自体に持たせた製品は初めて出会いました。
そんな大袈裟なことではなくても、本来の主目的に少しだけ付加価値をつけることでこんなにも良い顧客体験になるんだな、と知ることができた良い機会でした。
記事内のスクショはこちらの公式組み立てガイドからキャプチャしました。
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