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SESSIONの説明と役割
Webアプリケーションを作っていると、よく出てくる「Session(セッション)」という言葉。
でも、初学者にとっては「なんとなく分かるけど、正体がよく分からない」ものの一つだと思います。
この記事では、初学者向けに「Sessionって何?何のためにあるの?」をやさしく解説していきます。
Session(セッション)って何?
セッションとは、**「ユーザーとサーバーが一定時間つながっている状態」**を指します。
例えば:
- ECサイトにログインした状態を保持
- カートに商品を追加しても、次のページに進んでも覚えてくれている
こんな「ユーザーの状態を一時的に覚える」仕組みがセッションです。
どうやって状態を覚えてるの?
セッションの仕組みは以下のようになっています:
- ユーザーがログインなどの操作をする
- サーバー側で「セッションID」を発行
- このIDをCookieなどに入れて、ユーザーのブラウザに保存
- 次のリクエスト時、このIDを使って「誰のリクエストか?」を判別
こうすることで、「Aさんがログインした状態」「Bさんのカートの中身」といったユーザーごとの状態管理ができるようになります。
セッションとセキュリティ
セッションは便利ですが、セキュリティにも注意が必要です。例えば:
- セッションIDが盗まれると、なりすましされる可能性がある
- セッションの有効期限を設定しておくことが重要
セッション管理は、ログイン機能などセキュリティに直結するので、しっかり理解しておきたいポイントです。
最後に:セッションを使う技術
セッションは、以下のような技術で実装されることが多いです:
- PHP:
$_SESSION - Node.js(Express):
express-session - Ruby on Rails:
session[:user_id] - Python(Flask):
session['user']
それぞれの言語・フレームワークで若干異なる書き方がありますが、目的は「ユーザーの状態を一時的に記録する」ことです。
まとめ
- セッションは「ユーザーの状態を一時的に保存する仕組み」
- セッションIDでユーザーを識別
- ログインやカートなど、Webアプリに欠かせない要素
- セキュリティには注意が必要!
初学者にとって「セッション」は最初の壁のひとつかもしれませんが、この記事で少しでも理解の助けになればうれしいです!
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