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ゲーム理論学び直しその2

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最後通牒型交渉では、最後通牒を出す側が主導権を握っており、それを最大限に活用することで最大の利益を得ることができる。

実際にやらせてみると、

  • プレイヤー1は、比較的半々(x = 0.5)に近い提案をする
  • の大きな提案(例えばx = 0.9)に対しては、プレイヤー 2 は却下する

というような結果が出る傾向にある。人は自分が公平性を持つとアピールしたい/公平なやり取りを好む。

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割引因子δを導入した交互提案型交渉では、第1期で交渉が妥結する。
基本的には先に提案する側が有利で、割引因子δが1に近いとき公平に近い配分で交渉が妥結する。

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囚人のジレンマで、個人の利益追求と、協力による社会的利益の追求が必ずしも両立しないことを確認した。
現実に協力行動が多く見られる理由として、「長期的な関係性」が挙げられる。

「個人的な利益を追求すると、他のプレイヤーから罰則を受けてより大きな損失を被るかもしれない。だから相手の利益も尊重しよう。」

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有限回繰り返し囚人のジレンマでは協力は不成立である。
最後の期は通常の囚人のジレンマと同じであり、プレイヤーたちは必ず裏切る。よって、最後から2番目の段階ゲームでも必ず裏切る。数学的帰納法より、全部裏切ることになる。

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一般に、割引因子 δ が小さい(0 に近い)ことは「我慢強くない」ことを表す。
我慢強くないプレイヤーは短期的な利益を優先するため、罰則による将来的な利得減少を軽視して、裏切りを選んでしまう。

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混合戦略とはなにか?相手側から見た戦略予想であり、分析者側から見た統計的分布である

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「天気が晴れならA、雨ならB」といったように、プレイヤーが決められる範囲外で不確実性がゲームに登場する場合がある。この場合、「自然」という便宜上プレイヤーを配置し、自然手番として処理する。

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相手にはわからない情報のことを、ゲーム理論で はそのプレイヤーの「タイプ」と呼んでいる

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私的情報(タイプ)があるとき、情報の伝達に関して、ゲームには3段階が存在する。

  1. 事前段階: 自然がタイプを決める前の段階
  2. 中間段階: 自然がタイプを決め、プレイヤーが自分に関する情報を知っている段階
  3. 事後段階: 全員がすべての情報を知っている段階
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自身の利得が他者のタイプ(私的情報) に影響されるとき、その利得をinterdependent valueと呼ぶ。そうでない場合はprivate valueと呼ぶ。

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タイプ組が実現する確率について、全員が同じ予 想をもっていることを暗黙に仮定するとき、これをcommon beliefと呼ぶ

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オークションについて。
公開入札オークションと封印入札オークションの2つがある。

公開入札オークションは、各参加者が入札の途中経過を観察可能なオークションである。
値段をせり上げていくイングリッシュ・オークションと、値段を競り下げるオランダ式オークションがある。

封印入札オークションは、各参加者が入札の途中経過を観察不可能なオークションである。
一番高い入札をした人がその価格で落札するファースト・プライス・オークションと、2番目の価格で落札をするセカンド・プライス・オークションがある。

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オランダ式オークションとファースト・プライス・オークションでは、理論的には同じ結果になる

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イングリッシュ・オークションとセカンド・プライス・オークションは理論的には同じ結果になる

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セカンド・プライス・オークションでは、自分の評価額をそのまま入札額とする戦略が、弱支配戦略である

このスクラップは2023/05/31にクローズされました