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【合格体験記】Linux Essentials

2023/07/16に公開

Linux Essentials を受験し、無事合格したのでその体験記です。

Linux Essentials 成績

私のプロフィール

  • 高専卒(情報工学科)
  • 社会人/ソフトウェア開発 3 年目
  • それなにり Linux に触れるようになって 3 年目
  • 非インフラ

受験の理由

業務や趣味を含めて、Linux 上で開発することが多いので今後のために勉強・受験しようと思ったのがきっかけです。

元々 LPIC レベル 1 や LinuC レベル 1 の受験を考えていましたが、Linux Essentials はそれよりも初学者向けの試験とうことで、Linux マシンの管理業務やネットワークの業務をしていない私にとっては一旦これで十分かなという思いもあり受験しました。

また、受験費用が 10,000 円程度と LPIC レベル 1 や LinuC レベル 1 の合格にするのに最低でも必要な 30,000 円程度と比べてかなり安いため、気軽に受験しようと思えました。

試験対策

試験日は自身で決められるので、とりあえず勉強を始めて合格できるかなと感じてから試験を申し込みました。

Ping-t で問題集を解きました。

Ping-t の自由演習 をすべて解く

10 問ずつ解き、その都度間違えた問題について解説を読みました。

間違えた問題の解説を見るのも含めて 10 問あたり大体 5 分弱かかっています。

実際は少ないかもしれませんが、合計 382 問なので全ての問題を解くのに 3 時間強かかる計算です。

通勤時間や昼休みに少しずつ解いていったので、1 週間ほどかかりました。

正答率は 80%から 90%の間くらいで、大抵の問題は既に知っている情報ばかりでしたが、まったく知らない情報もあり、今回受験を決意してよかったなと思いました。

特に Linux のディレクトリ構造は今まであいまいな理解のまま使っていたので、今回繰り返し学べたのでよかったです。

Ping-t の模擬試験を 10 回ほど解く

一通り問題を解いたので、模擬試験を受けました。

模擬試験の 3-4 回目くらいから 9 割とれるようになってきたので、多分合格できるだろうと思い受験を申し込みました。

試験申し込み

申込は試験当日の前々日に行いました。

Ping-t の割引チケットを購入しました。

価格は税込み 9900 円でした。

後から知りましたが、えるすたでも同じ価格でバウチャーを購入できます。クレジットカード決済や Amazon Pay などいろいろな決済が利用できるので、Amazon Pay で Amazon ギフトカードを利用したい方などはこちらが良いかもしれません。

自宅で試験が受けられるオンライン試験を予約しました。

試験当日(オンライン)

チェックイン

申込時に指定した時刻の 30 分前からチェックインして、PC のセットアップや認証作業ができます。

デスクトップ PC だとマイクやスピーカーが外れたり、電源コードが抜けたりして試験が中断などが怖かったので、ノート PC(MacBook)で受けました。

チェックインは試験開始 20 分前に開始しましたが、いろいろ調べたりしながらだったこともあり、試験開始ギリギリまでかかりました。

受験する部屋と机の撮影などが必要なので、事前に掃除しておきましょう。

試験

思った以上に Ping-t で解いた問題がそのまま出題される感じでした。

いくつか Ping-t で解いていないような問題もありますが、関連した問題が Ping-t にあるので大抵解けると思います。

また、キーボードで回答を入力する問題がありましたが、それも非常に簡単でした。

私のように少しでも日頃 Linux を触る人は、試験対策は本当に Ping-t で十分だと感じました。

大体の問題について正解となる回答をしていると思ったので、試験を開始して 15 分程で終了しました。

結果

満点 800 点に対して 780 点でした。

合格ラインは500点なので、かなり余裕をもって合格することができました。

セクション別の正解率は以下です。

セクション分析 正解率
Linux コミュニティとオープンソースでのキャリア 100%
Linux システム自分の道を見つける 100%
コマンドラインの威力 100%
Linux オペレーティングシステム 87%
セキュリティとファイルパーミッション 100%

感想

自分の業務や趣味に役立てる情報をまんべんなく得ることができたので、受験して良かったです。

今のところ LPIC レベル 1 の受験は考えていません。

最低でも 30,000 円は受験料が高いし、今の業務内容だとそこまで取得のメリットを感じないのが理由です。

もし会社が受験費用の一部か全額出していただけたら喜んで受験します。

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