クッキーについてまとめる

クッキーとは

この説明がわかりやすい。

クッキーと呼ばれる［ ( 名前, 値 ) が成すペアと, それに結び付けられたメタデータ ］

つまり、クッキーとは、クライアントがあるページにリクエストを出した際にサーバー側から発行される「(名前, 値)が成すペアと、それに結び付けられたメタデータ」 のことである。
この「名前」はクッキーの名前である。
一度受け取ったクッキーは、特に制限がなければサーバーリクエストのたびにヘッダーに付与されて送られる。

GDPRのクッキーに関するページをまとめる。
クッキーは、発行元、使用期間、目的の3種類のカテゴリーで分類できる

クッキーの発行元によるクッキーの分類

ファーストパーティークッキー

ファーストパーティークッキーとは、ユーザーが訪れたサイト(ファーストパーティー)が発行したクッキーのことである。

サードパーティークッキー

サードパーティークッキーとは、ファーストパーティー以外のサイト(サードパーティー)が発行したクッキーのことである。

使用期間におけるクッキーの分類

セッションクッキー

セッションクッキーとはブラウザを閉じたら消えてしまうクッキーのことである。

永続クッキー

永続クッキーとは、期限が設定されていて、ブラウザを閉じても残るクッキーのことである。
(期限が設定されているから、いつかは消えるけど)

目的におけるクッキーの分類

厳密に必要なクッキー

これはユーザー認証などで、必要なクッキーである。通常はファーストパーティーのクッキーである。

環境設定クッキー

過去に設定したユーザーの好みの言語、ユーザー名とパスワードなどを設定するクッキーである。

統計クッキー

アクセスしたページやクリックした凛くんど、ウェブサイトの分析情報を収集するためのクッキーである。
ユーザーを識別するのではなく、サイトの改善に利用するためのものである。

マーケティングクッキー

ユーザーの行動をトラッキングして、広告の精度を上げたり、広告の表示回数をコントロールしたりするのに使うクッキー。基本的にはサードパーティの永続化クッキーを使う。