Rustにおける変数の不変性と可変性

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Rustにおける変数の不変性

  • Rustでは、変数は不変を推奨しています。
  • 変数が不変とは、値が一旦名前と結びつけられたら、その値を変えることができないことを指します。

fn main() {
    let x = 5;
    println!("The value of x is: {}", x);
    x = 6;
    println!("The value of x is: {}", x);
}

実行結果

❯ cargo run                
   Compiling variables v0.1.0 (/Users/yoshitaka.koitabashi/Desktop/variables)
error[E0384]: cannot assign twice to immutable variable `x`
 --> src/main.rs:4:5
  |
2 |     let x = 5;
  |         -
  |         |
  |         first assignment to `x`
  |         help: make this binding mutable: `mut x`
3 |     println!("The value of x is: {}", x);
4 |     x = 6;
  |     ^^^^^ cannot assign twice to immutable variable

error: aborting due to previous error

For more information about this error, try `rustc --explain E0384`.
error: could not compile `variables`

To learn more, run the command again with --verbose.
  • 実行結果から分かるように、コンパイルエラーで落ちています。
  • エラーの原因は、不変変数xに2回代入(変数に別の値を代入)できない為です。

=> Rustでは、値が不変だと宣言したら、変わらないことをコンパイラが担保します。

Rustにおける変数の可変性

  • Rustにおいて、変数を不変としてしか扱えない訳ではない。(標準として、不変なだけ)
  • 変数名の前にmutを付けることで、可変にできます

fn main() {
    let mut x = 5;
    println!("The value of x is: {}", x);
    x = 6;
    println!("The value of x is: {}", x);
}

実行結果

❯ cargo run
   Compiling variables v0.1.0 (/Users/yoshitaka.koitabashi/Desktop/variables)
    Finished dev [unoptimized + debuginfo] target(s) in 0.94s
     Running `target/debug/variables`
The value of x is: 5
The value of x is: 6

Rustにおける定数

変数の値を変更できないようにする概念として定数があります。
ただ、変数と定数での違いがありそれが下記です。

  • mutは使えない。(常に不変である為)
  • letの代わりに、constで宣言し、値の型は必ず注釈しないといけない
  • どんなスコープでも定義できる。(グローバルスコープも含めて)
  • 定数式にしか設定できない(関数呼び出し結果や、実行時に評価される値にはセットできない)
  • プログラムが走る期間、定義されたスコープ内でずっと有効

const MAX_POINTS: u32 = 100_000;

参考文献