IPについて
OSI参照モデルでいうところのネットワーク層にあたる。
データリンクにいろんな規格があるが、
そういったものを送信先できちんとデータを扱えるようにするために
抽象化してくれる役割もある。
データリンク層が切符や乗車券なら、IPは全体の行程表みたいなもの
経路制御
ネットワークアドレスと次に配送すべきルーターのアドレスが書かれている。
経路制御表の集約
以下のようなサブネットがあったとする。
サブネットA: 192.168.1.0/24
サブネットB: 192.168.2.0/24
サブネットC: 192.168.3.0/24
集約すると
集約サブネット: 192.168.0.0/16
個人的にイメージしたのは、A町、B町、C町の荷物を別々に届けると少し効率悪いから、
まずはD県の荷物はここにまとめて送るよーみたいな。(ここが集約サブネットみたいな。)
IPだけでは通信ができない
IPを補助する技術によって通信は可能になっている。
DNS(ドメインネームシステム)
ホスト名からIPアドレスを検索するシステム。
皆今使っているhogehoge.co.jpみたいなものはIPアドレスをわかりやすくするためのもの。
階層ごとに管理されていて、rootの位置にはルートネームサーバというものがあり、非常に重要な役割を担っている。ダウンするとドメインに対するDNSの問い合わせができないため、通常複数個ネームサーバーを設置するようになっている。
ARP
通称アープ。
IPアドレスを元にMACアドレスを知るためのプロトコル。
送信したいIPアドレスがあり、それを元にARP要求パケットを送る。
対応するIPアドレスののホストがARP応答パケットを送り、そこにMACアドレス情報が載っている。
それを元にデータをどこに送るかがわかり。データが送信できる。
ルータなどを介するとき、IPアドレスだけでは途中でネットワークが切れてしまって、
届けたいところに届かない。
その際、ARPを使うことによってこのデータの行き先はこの機器(MACアドレス)ということがわかり、
データが正常に届けられる。
ここはデータリンク層とも関わるところ。
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