😸

IPについて

2023/08/10に公開

OSI参照モデルでいうところのネットワーク層にあたる。

データリンクにいろんな規格があるが、
そういったものを送信先できちんとデータを扱えるようにするために
抽象化してくれる役割もある。

データリンク層が切符や乗車券なら、IPは全体の行程表みたいなもの

経路制御

ネットワークアドレスと次に配送すべきルーターのアドレスが書かれている。

経路制御表の集約

以下のようなサブネットがあったとする。

サブネットA: 192.168.1.0/24
サブネットB: 192.168.2.0/24
サブネットC: 192.168.3.0/24

集約すると

集約サブネット: 192.168.0.0/16

個人的にイメージしたのは、A町、B町、C町の荷物を別々に届けると少し効率悪いから、
まずはD県の荷物はここにまとめて送るよーみたいな。(ここが集約サブネットみたいな。)

IPだけでは通信ができない

IPを補助する技術によって通信は可能になっている。

DNS(ドメインネームシステム)

ホスト名からIPアドレスを検索するシステム。
皆今使っているhogehoge.co.jpみたいなものはIPアドレスをわかりやすくするためのもの。

階層ごとに管理されていて、rootの位置にはルートネームサーバというものがあり、非常に重要な役割を担っている。ダウンするとドメインに対するDNSの問い合わせができないため、通常複数個ネームサーバーを設置するようになっている。

ARP

通称アープ。
IPアドレスを元にMACアドレスを知るためのプロトコル。

送信したいIPアドレスがあり、それを元にARP要求パケットを送る。
対応するIPアドレスののホストがARP応答パケットを送り、そこにMACアドレス情報が載っている。

それを元にデータをどこに送るかがわかり。データが送信できる。

ルータなどを介するとき、IPアドレスだけでは途中でネットワークが切れてしまって、
届けたいところに届かない。

その際、ARPを使うことによってこのデータの行き先はこの機器(MACアドレス)ということがわかり、
データが正常に届けられる。

ここはデータリンク層とも関わるところ。

Discussion