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【2023年版】Cloudflare PagesにSveltekitをデプロイする方法

2023/03/29に公開

はじめに

こんにちは。私たちの開発するアプリケーションは現在Sveltekitで作成されており、Cloudflare Pagesにデプロイする形で開発しているのですが、そうするときに少し面倒なところだったり、手間取ったところがあったので記事にできたらなと思いました。
SveltekitやCloudflare Pagesについてはみなさんご存知かと思いますので、割愛します。
ちなみにWrangler CLIは利用しないのでインストールしなくても結構です。

Sveltekitでプロジェクト作成

まずはプロジェクトを作成していきましょう。

npm init svelte@latest [PROJECT_NAME]

[PROJECT_NAME]にはあなたのプロジェクト名を入力してください。
もちろんディレクトリ名になるので、英小文字で入力するのが良いと思います。

そうするといくつか質問されますので、自分なりに答えてください。
また、テストをしたいのでSkeletonとかではなくDEMO Appにしておいてください。

そうするとプロジェクトディレクトリが作成されますのでcdしておいてください。
次にCloudflare Pages用のアダプタをインストールしましょう。

npm uninstall @svelte/adapter-auto
npm install @svelte/adapter-cloudflare

そして、svelte.config.jsの1行目を以下のように編集しましょう。

import adapter from '@sveltejs/adapter-cloudflare'

これでプロジェクトのセットアップは完了です。
一回テストで見て見たい方は

npm run dev

で開発サーバを立ち上げてみてみましょう。

2. GitHubでリポジトリ作成

適当にリポジトリを作成しましょう。
作成できたら、ディレクトリのGitをinit&pushしときましょう。

git init
git remote add origin https://github.com/[username]/[repository]
git commit --allow-empty -m "Initial commit!"
git add .
git commit -m "はじめの一歩"
git push origin

3. Cloudflare Pagesの作成

pushできたら、Pagesを作成しましょう。
ダッシュボードに移動し、Pagesに飛びます。

そうしたらGitに接続を押して、

アカウントとリポジトリを紐づけて設定しましょう。

そうしたらビルド設定を以下のように埋めてください。

できたら、プロジェクトを作成しましょう。
初回ビルドが完了したら成功です。

ビルド終了後、少しページが表示されるまでに時間がかかるので、表示がされなければ待ちましょう。

おわりに

今回はSveltekitのセットアップ方法を紹介しました。
Cloudflare PagesはSveltekit以外にも、ほとんどのフレームワークをデフォルトでサポートしているので、とてもおすすめです。

NODE_VERSION環境変数を設定しないとデプロイされないのが注意です。

Yetly

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