JSR Meetup に参加してきた
voluntasJSR Meetup
JSR が気になっていたことや、Deno の中の人が主催というのも良いなと思って、ささっと参加してきました。自分用に雑にまとめておきます。
ハッシュタグ
自分のメモ
- Deno Land Inc. が開発、運用しているパッケージレジストリ
- プライベートは今のところ予定されていない
- TypeScript をそのまま登録できる
- ESM 対応
- OSS で開発されている
- 自前の JSR を立てることもできる
- 積極的に改善されていきそう
- ドキュメントが生成される
- Web UI がモダン
- Deno が流行らないと苦しそう
- @std を Deno が持ってるのは他からはちょっとな ... って思われそう
- キレイな npm
雑感
印象としては使ってみても良さそうという感じです。ただ無理に npm から移行する理由があるか？と言われると基本的にはないと思います。Deno を軸に使っているのなら移行するのは良さそうです。
イベントの雰囲気は常連さんが多いんだろうなと思いつつも、とても丁寧に運用されていました。主催者の方が話しかけてくれたりと、ほんわかした雰囲気でとても心地よいイベントでした。
voluntas参加した理由
そもそも Erlang の会社なのに Deno とか JSR ?? って思われるかも知れませんが、自社が主軸にしている技術はブラウザ上の技術です。そのためブラウザ向けの SDK はとても重要であり、SDK を利用する経路としてのパッケージレジストリを理解しておいて損はないと判断したためです。
そもそも npm に不満があるわけではないですが、パッケージレジストリは技術的にやっかいなのが多い(C 拡張ありライブラリの PyPI とかホント怠い)ので、新しいパッケージレジストリの雰囲気を知っておくのは良さそうだなと思っての参加です。
また、自社では Go から TypeScript へバックエンドを変更する方向で進めており、Deno も候補の一つです。Deno Deploy も良さそうだな感じており、Deno 作ってる人たちの雰囲気を感じておきたいなというのもありました。
ちなみに Biome という Linter/Formatter のゴールドスポンサーをしているくらい、自分としては TypeScript よりです。Deno が rye fmt みたいに Ruff を取り込んだように、Biome を取り込んだらステキなのになと無責任に思いました。
voluntasFresh
前々から Deno が開発してる Fresh が良さそうだなと思っていたのですが、JSR が Fresh で開発されているとのことなので、構成などが参考になりそうです。
結局 Remix 採用にはなると思うのですが、選択肢の一つとして Fresh はありだと思ってますし、Fresh を使いたいから Deno を使うというのもありそうです。