Gyazo GIFより長く撮影できる動画キャプチャツール「CloudApp」

この記事は、2020-04-08に別のブログ媒体に投稿した記事のアーカイブです。

2020/12/24 追記

最近

Kap - Capture your screen

というキャプチャツールの存在を知りました。

使ってみたところ、なんとgifでもmp4でも最長録画時間が無制限（多分）で、音声収録にもカメラ映像収録にも対応していて、UIもシンプルかつクールというCloudAppの完全上位互換ツールでした。

ただ、WindowsやiOSにも対応しているCloudAppと違って、KapはMac専用アプリなので、Macユーザー以外の方には引き続きCloudAppがおすすめかもです。

Kapは

$ brew install --cask kap

でインストールできます。

はじめに

パソコンの画面の動画キャプチャを撮れるツールと言えば、国内だと Gyazo GIF がメジャーかなと思います。

とても便利なツールなのですが、無料版だと動画キャプチャは 最長7秒までしか撮影できず、ちょっと尺が足りないことも多々あります。

月額490円の Gyazo Pro を契約すれば60秒まで撮影できます。

そこで、Gyazo GIFよりも長尺で動画キャプチャが撮影できる CloudApp をご紹介します。

CloudAppとは

CloudApp は、無料から使える高機能な画面キャプチャツールです。

Gyazo GIFと比較すると以下のようなメリットがあります。

	Gyazo GIF	CloudApp
最長録画時間	7秒	60秒（GIFの場合は15秒）
音声収録	×	○
カメラ映像収録	×	○

音声収録はキャプチャ動画にマイクから入力した音声を乗せられる機能、カメラ映像収録は同じくキャプチャ動画にワイプのような形でカメラから入力した映像（自撮り）を乗せられる機能です。

インストール方法

Gyazo GIFは特にアカウント登録などしなくても使えますが、CloudAppはアカウント登録が前提となっています。

まず こちら からアカウントを作成しましょう。

その上で、こちら からアプリをダウンロードし、インストールします。

Macなら、以下のようにbrew caskでもインストール可能です。

$ brew cask install cloudapp

Macの場合、初回起動時に

• 画面収録
• カメラ
• マイク

へのアクセスを許可するかどうかを聞かれます。画面収録の許可は必須ですが、カメラとマイクは使わないようなら許可しなくても大丈夫です。

セキュリティ設定を変更したら、一度CloudAppアプリを再起動しましょう。

使い方

Macの例になりますが、以下のようにアプリを開いて Record というメニューを選択すると、

以下のような表示が現れます。

画面全体をキャプチャしたい場合は適当にどこかを1回クリックすると、メニューバーに以下のような表示が出て、

Start ボタンと Finish ボタンで録画の開始・終了ができます。

カメラに斜線が入っているアイコンをクリックすると、以下のような表示が出て、録画の設定を変更できます。

HDをGIFに変更すると、動画ファイル形式ではなくGIFアニメとして録画されます。この場合、最長収録時間は60秒ではなく15秒になるので要注意です。

同様に、マイクやカメラのアイコンでマイクのON/OFF、カメラのON/OFFを切り替えられます。

画面全体ではなく範囲を指定してキャプチャしたい場合は、クリックの代わりにドラッグで範囲を選択すると、以下のような表示が出ます。

操作方法は先ほどとまったく同じです。

まとめ

• CloudApp なら、Gyazo GIFよりも長尺の動画キャプチャができる
• 便利なのでとりあえずアカウント作ってインストールだけしておくといざというとき役立つかも