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[Mac便利アプリ] もう間違えて⌘Qしても大丈夫!SlowQuitAppsをCatalinaで使う

2020/02/21に公開

こんにちは、たつきちです。

エンジニア歴12年ぐらいで今はベンチャー企業のCTOをしています。

この記事では、macOS用のアプリ「SlowQuitApps」の紹介と、Catalinaで使う方法について解説していきます。

ぜひ最後までお付き合いください。

SlowQuitAppsとは

SlowQuitApps は、Macで ⌘(コマンド)+Q を押したときに いきなりアプリが終了しない ようにしてくれるアプリです。

以下のスクリーンキャプチャをご覧ください。

コマンドQを長押ししないとアプリが終了しない

これは、SlowQuitAppsをインストールした状態で、計算機アプリを開いて ⌘(コマンド)+Q を長押ししている 様子です。

このように、しばらく長押ししないとアプリが終了しなくなります。

他のキーと間違えて ⌘(コマンド)+Q を押してしまって、作業中のアプリを意図せず終了してしまった経験はMacユーザーなら誰しもあるはず。

SlowQuitAppsを入れておけばその心配がなくなります!

インストール方法

Homebrewでインストールします。

$ brew tap dteoh/sqa
$ brew cask install slowquitapps

Homebrew自体のインストール方法や使い方については 公式サイト をご参照ください。

Catalinaでの使い方

macOS Ctalinaだと、SlowQuitAppsを起動すると以下のようなポップアップが表示されます。

SlowQuitApps requires permissions to control your computer

英語なのでびっくりするかもしれませんが、よく見ればやるべきことが丁寧に書かれています。

  1. システム環境設定を開く
  2. 「セキュリティとプライバシー」を開く
  3. 「プライバシー」タブを開く
  4. 「アクセシビリティ」を選択
  5. 一覧にSlowQuitAppsを追加
  6. SlowQuitAppsを再起動

⌘(コマンド)+Q の入力をフックするために、初回のみこの作業が必要になります。

僕だけかもしれませんが、インストールするとなぜか見かけ上は勝手にアクセシビリティの一覧にSlowQuitAppsが追加されていました。しかし実際には許可が付与されていなくて動作しなかったので、一度 - ボタンで一覧から削除して、改めて + で明示的に追加すると、正常に動作するようになりました。

まとめ

  • 間違えて⌘(コマンド)+Q を押しても大丈夫なようにしてくれるSlowQuitAppsは超便利
  • Homebrewで簡単にインストールできる
  • Catalinaではアクセシビリティの設定が必要なので要注意
GitHubで編集を提案

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