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AppsheetやBubbleを使ったビジネスサイドによるアイデア検証

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みなさん、ローアングルからこんにちは。トドケールテックブログの第2稿を担当します代表取締役の@TonyNojiです。誰の挨拶かわかったあなたは相当のYoutuberマニアのはず。

大したテックバックグラウンドがない私がテックブログなんて書いていいものかと思ったものの、PdMからの要請を受けてなんとかテックの皆様にも興味を持ってもらえるかもしれないテックとビジネスの中間なテーマを書いてみようと思いたった。それがトドケールにおけるノーコードアプリの活用法である。

課題

プロダクトの開発期間はとにかくアイデアが出る。

まだ完全にPMFしているわけではないプロダクトを市場に提供している限り、改善の余地はいくらでもあるわけなので、大きい小さいに関わらずとにかく改善点を見つけてそれを改善していく。が、常に問題になるのは大きい機能開発だ。顧客の声や社員からの意見の全てが正しいわけではなく、作ってみたものの誰も使わないということは珍しくはない。

限られたエンジニアリングリソースをどこに振り分けるかは、いつもビジネスとプロダクトの間で激論が交わされるトピックであり、ビジネスサイドがゴリ押しして作った機能に顧客が全くポジティブに反応しないこともままある。一方、プロダクトサイドがエンジニア主導で作ったニューテクノロジー盛り盛りの機能に需要がないこともしばしばである。難しいのは、こういった機能がしばらく使われなかったとしても、一つのきっかけで一気に利用が始まることもあり、要は出してみないとわからないという点があることも否定できない。というわけで、課題をまとめるとこんな感じ。

ノーコードアプリによる開発前の検証とは?

上の課題を解決するためにトドケールが実験的に導入している方法がノーコードアプリによる検証である。最近、私の周辺のスタートアップ界隈ではノーコードによるプロトタイプ製作が大流行中で、アイデアはとりあえずノーコードでアプリを作って検証するというのが、サービスローンチ前にエンジニアであっても実践している新規事業アイデア検証法である。

実際にユーザーに使ってみてもらった際のニーズも検証できる上に、使い勝手が悪い、どういった挙動・データ項目があると助かるなどなど、要件定義に必要なフィードバックを取ることが可能で開発前の検証として十分すぎるデータ・フィードバックを取ることができる画期的な方法だと思っている。

使っているサービスは?

一言にノーコードアプリといっても色々あるらしく、様々なツールを検討した結果、トドケール内で利用しているサービスはウェブアプリケーションであれば Bubble、モバイルアプリであれば AppSheet となっている。選定の理由は以下の通り。

Bubble


周囲に利用者が多く、品質が安定しているとのお墨付きを頂いた。利用者が多いため、わからないことがあれば、周囲に聞きやすい。インターネットで日本語の情報も多数あり、ビジネスサイドであっても容易に習得できそうというのが選定理由である。

AppSheet


Adaloという別のサービスも検討したが両方を試した結果、AppSheetを採用することになった。当初、AppSheetは挙動は安定していて、できることも多いが作れるアプリのUIはデザイン性に欠け、制作過程も複雑で使いにくいという印象を受けた。その点、Adaloは制作の過程が直感的でわかりやすく、簡単な操作でデザイン性に優れたアプリを作れると感じ、一時は心がAdaloに傾きかけた。しかし、進めるうちにAdaloで複雑なDB設計が難しかったり、速い操作を必要とする業務系アプリでは挙動が不安定だったりするということもわかった。

結局、何も学習しないでできるほどデジタルの道は甘くないということで、多少学習コストがかかるものの挙動が安定していて、業務用アプリを構築することを想定しているAppSheetが我々のビジネスには適しているという結論の元、AppSheetを採用するに至った。

利用者の知識レベル

主な利用者はビジネスサイドであるが、最初のアプリの制作を担当したのは代表の私である。トドケールの代表は元々は公認会計士でエクセルでは複雑な関数をバリバリ使える、VBAもゴリゴリ書いちゃう、PythonやRでデータ分析や機械学習系のライブライは一通り使える、Flask、Djangoといったpythonのフレームワークで簡単なアプリなら作れるみたいなレベル感である。駆け出しエンジニアくらいの知識はあり、業務系の分析をするためのデータ分析ツールは一通り使えるといった感じである。

何をしている?

新機能に関する検証が主な目的であるため、公にできないことが多いが、手始めに作ったのが、従業員の労務管理ツールである。トドケールではまだ従業員数は多くないが、適切な労務管理のために何かしらのツールを導入することを検討していた。しかし、よく考えればとりあえずは時間管理だけでも事が足りるということで、従業員が労務時間を記録するためのアプリを作成してみた。

まずアプリの構造を理解するために、いくつか用意されているサンプルのアプリをカスタマイズしながら仕様を理解した。わからないところはYouTubeに公開されているビデオやUdemyに公開されていたコースを複数購入して勉強した。作ったのは時間を記録するためのアプリであったが、以外にも複雑な内容となり、できること、できないこともわかった。

そんなこんなで作成したアプリがこれ。

1日で作った簡単なアプリだが意外にも従業員には好評で、ダッシュボードを作ったり、月単位で集計したり、残業時間だけを見れるようにしたりと色々と改善できそうなので、時間があるときにやろうと思っている。

そんなわけで、3日くらい勉強した後にとりあえず、構想段階にあるアプリのプロトタイプは作れたので、これを色々な人に使ってもらって検証中である。やってみて思ったことは、これまでであればこのアプリを作れば開発が止まるとか、コストがこれだけ増えるとか、結局ボツになったら時間とお金の無駄とか悩んでいたことが一気に解決する。エンジニアリソースを使わないで、ビジネスサイドで検証ができることがこんなにもありがたいとは。ただし、ノーコードアプリに関してはAppSheetもAdaloも日本語のサポートがほぼ存在しないことが欠点である。英語の文章が読み解けるのであれば、おススメしたい。

というわけで現在はBubbleによるプロトタイピングも進行中である。今後、出来上がったらまたシェアしたいな。今回は代表の野島がお送りしました「テックブログに初稿を上げてみた」でした。

おわりに

トドケールでは、一緒に働いてくれるエンジニアを募集しています!面白そうだなと思っていただけたら、ぜひカジュアルにお話ししましょう!

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