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カンファレンスに参加する意義について

2024/05/24に公開

こんにちは。kaztoです。

少し間が空いてしまいましたが、去る 4/13(土) にPHPカンファレンス小田原に参加してきました。

with umemaru

現職ではPHPは全く使っていない(笑)のですが、個人的に前職で使っていたことと、小田原なら行けないこともない、という安直な理由から参加を決めました。
結果として、あらためて「カンファレンスはいいぞ」という思いを再認識できたので、とても満足度の高い気持ちで会を終えることができました。

各講演の内容について

は、ほかのみなさんの素晴らしい感想記事がありますので、割愛させていただきます。

本題

カンファレンスに参加する、という行為について私なりに深掘りしてみたいと思います。

思いつく限りのメリット・デメリットは、以下になるかと考えています。

  • メリット
    • 勉強になる
    • 知り合い・友人が増える
    • やる気・熱量をもらえる
    • 自分もなにかやりたくなる
    • コミュニティ活性化の一助になる
    • 自社の宣伝にもなる
  • デメリット
    • 酒を飲みすぎる
    • 懐具合が寂しくなる

以下、それぞれ詳細を説明します。

メリット1: 勉強になる

これはまぁ、もちろんですね。
登壇される方は、もちろん実力の高いエンジニアの方が多いですが、まだ成長途上にある若い方も多くいらっしゃいます。
経験豊富な方の講演は純粋に知見にあふれていますし、若い方の講演も「そういう切り口があったか」と驚きにあふれています。

これはだいたいの言語系カンファレンスに言えると思いますが、その言語を知らないと全く聴いててわからない、というような発表は、めったにありません。
逆に、この言語ならではという発表も、こんな深い世界があるのか、と新鮮に聞くことができます。

メリット2: 知り合い・友人が増える

X(Twitter) で交流している方とリアルでお会いできるのも、楽しみの一つです。
カンファレンスの廊下といえば、さまざまな方がそこかしこで講演に関する議論を交わしていたり、ただただ旧交を温めていたりします。
話し合うことで理解が深まったり、尊敬できる方と交流を持てたり、いいことづくめではないでしょうか。

メリット3: やる気・熱量をもらえる

カンファレンスで登壇している皆さんも、スタッフとして支えている皆さんも、どなたも生き生きとしてらっしゃいます。
この熱量は、現場に行ってみないと感じることができません。

メリット4: 自分もなにかやりたくなる

なにより、講演を見ていると、いつかは自分も、という思いがムクムクと育っていきます。
自分はその結果、技術同人誌即売会での売り子・スタッフ、つい先日あった某カンファレンスのスタッフ等をやっています。なかなか貢献できているとは言いがたいですが、なんかしらのお手伝いレベルでもいいと思うのです。

メリット5: コミュニティ活性化の一助になる

「いつまでもあると思うな親と金とカンファレンス」という格言があります。(ありません
カンファレンスは参加する一人一人の協力があって成り立つものです。参加するだけで尊いと言えるでしょう。一時期はコロナ禍によりいったいどうなるんだろう?という期間もありましたが、こうやっていろいろなコミュニティが動き出すと、やはり支えていかねば、と気持ちを新たにします。

また、上記で熱をもらえることを挙げましたが、参加を続けることであなた自身が熱を与える側にもなるのです。これはもっともやりやすい貢献の一つと言えるのではないでしょうか。

メリット6: 自社の宣伝にもなる

あまりこれが前面に出てしまうと、なんとなくいやらしさが生じてしまうので、最後に持ってきました。
あくまで、個々人が輝いた結果として自社の宣伝にもなる、つまり行動を起こすあなた自身がカンバンとなってゆくと思っていただければと考えています。
また、企業としてスポンサードする、という参加手法もあります。こちらはわかりやすくかついやらしくなく宣伝することができる方法です。企業・プロダクト・カルチャーを他社の方、ひいては転職潜在層のみなさんに知っていただく有効な手段であると考えています。

デメリット1: 酒を飲みすぎる

カンファレンスでは、だいたい懇親会などがセットで催されますが、ついつい楽しくてお酒を過ごしてしまったりします。要注意です。お水もしっかり飲みましょう。

デメリット2: 懐具合が寂しくなる

カンファレンスは、ものによっては東京以外で開催される場合があります。
東京一極集中を避けること、地方の観光も兼ねて楽しみたい、という目的からそのようになっていると聞いたことがあります。
地元開催でないかぎり、やはり移動費宿泊費がそれなりにかかります。日頃から貯蓄をして、行きたいカンファレンスに行けるようにしたいものです。

まとめ

カンファレンスに参加すると、いいことがいっぱいあるよ、という記事でした。
こんなWin-Winな催しがあっていいのだろうか?とつねづね思いますが、これもひとえに開催に尽力してくださる運営のみなさまの努力があってこそです。いち参加者としても、盛り上げていきたいところですね。

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