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Sagemaker Studioが VSCode-OSSのCodeEditorに対応!

2023/12/05に公開

はじめに

SageMaker Studio がVSCode-OSSに対応ということで、
SageMakerとVSCodeの両方のユーザーとしてせっかく試してみようと思います。

メリット

なんと言っても使い慣れたWeb用IDE(VSCode)を用いてコード開発ができるというのが魅力です

SageMakerStudio開始画面


それではSageMakerStudioの使用のために、ドメインの作成から行っていきましょう

SageMakerStudio Domain作成画面;組織むけ設定画面


Code-OSSのためには右側を選択する必要があります

SageMakerStudio Domain作成画面;ドメイン名設定


ドメイン名を入れます、今回はtest〜としました

SageMakerStudio Domain作成画面;SageMakerStudio作成画面


newの方を選択します。
既存のものはclassicとなったようですね。

SageMakerStudio Domain作成画面;バケットの作成


SageMakerStudioで使用するので、S3の作成を行っておきます。
test-sagemaker~としました

SageMakerStudio Domain作成画面;ストレージの作成


ボリュームサイズを5GBを最小として選択します
おそらく1スペースあたりの最大容量のため、扱うファイルサイズなどに応じて可変させてください

SageMakerStudio ;Studioの実行


作成できたら画面のようにStudioを選択して実行しましょう

SageMakerStudio ;CodeEditorの実行


左上のCodeEditorアイコンを選択しましょう

SageMakerStudio ;create codeEditor


右上のcreate codeEditorをクリックしましょう

SageMakerStudio ;create スペース


スペースの作成画面です、
名前はtestCode~としました。

SageMakerStudio ;スペースのセッティング

SageMaker Notebookなどと同様、ライフサイクル(自動停止設定)も設定可能です
ここではGPU付きのpインスタンスを設定してみました

SageMakerStudio ;CodeEditorの実行


ここでOpen CodeEditorとボタンが表示されるので、こちらをクリックします

SageMakerStudio ;IDEのオプション設定


ここからIDEの初期設定となります。
これを済ませたら後少しです!

SageMakerStudio ;IDEの実行


Congratulations! 親の顔よりみたIDE画面が表示されました

SageMakerStudio ;Extensionsの確認


Extensionsを開くと、事前にAWSやpythonなど、基本の拡張機能はインストールされています

SageMakerStudio ;pythonコマンドの実行


pythonコマンドの実行まで確認しました

SageMakerStudio ;jupyterLab


また同様にしてjupyterLab実行環境の構築も可能です

終わりに

自分はメインでSageMakerNotebookを使用していますが、
今回のようにSageMakerStudioがより使いやすくアップデートされていくと、
よりSageMakerStudioへの敷居が下がっていくことでより多くのユーザーが
SageMakerStudioでの開発に移行することが予測されます。

SageMakerStudioは機械学習モデル開発のプラットフォームサービスであり、
それは同時に多くのことを知らないと使えないという意味でもあるのですが、
こうやってAWS側からユーザーが使いやすいように歩み寄ってくれるのはすごくありがたいですね。

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