Zenn を始めて 1 ヶ月経ったので社内サイトの PV 数と赤裸々に比べてみる
まえがき
概要
Zenn での記事執筆について、社内サイトでの技術ノウハウ共有の PV 数と比較します。
社内サイトについて
国内・単体で従業員数 10,000 人超が利用できるサイトです。グループ会社や海外も含めると、さらに多くの従業員が存在します。アクセス可能な人数は多いものの、その不便な仕様(認証・検索・ビューアー・透かし・動作速度・etc...)から利用者は少ない印象です。
Zenn を始めた理由
社内サイトを活用したノウハウ共有や資料作成を求められるのですが、実施しても評価や反応がなく不満に思っていました。せっかくアウトプットするのであれば、全世界から見られるようにした方が良いと考えたのがきっかけです。
Zenn と社内サイト比較
PV 数
Zenn の PV は 後述の Google Analytics から集計しています。特に有名なエンジニアではない私でも、Zenn では多く閲覧してもらえていることが分かります。毎日誰かに見てもらえているという事実が刺激になっています。
合計 PV | コンテンツ | 公開日数 | PV / コンテンツ | PV / 1 日 | |
---|---|---|---|---|---|
Zenn.dev | 815 | 8 | 33 | 101.9 | 24.7 |
社内サイト | 345 | 20 | 1034 | 17.3 | 0.3 |
Zenn の良いところ
シンプルな Web ページ
Web ページである、ということ。Google でさっと検索して記事に辿り着ける手軽さ。PDF や PowerPoint が置いてあるだけというシステムはそれだけで利用者から敬遠されます。また Zenn は表示がシンプルで速いため、閲覧者の気分を阻害しません。
Zenn のレスポンスは非常に快適
Google Analytics 対応
Google Analytics に対応しており、簡単にアクセス分析等が行えます。Google 側でトラッキング ID を払い出して Zenn に設定するだけです。社内サイトでは分からなかった情報が得られ楽しいです。
Google Analytics で流入元を表示した画面
GitHub 連携
GitHub 連携のおかげで、いつでもどこでもアウトプットをデータとして残しながら執筆ができます。PowerPoint や Excel で資料を作ることが減ったのもグッド。構成図は draw.io で。
VSCode で執筆し、プッシュで入稿
最後に
アウトプットのすすめ
貴方の会社は、貴方のノウハウを貴方のモノとして公開できますか?クラスメソッド社の DevelopersIO は非常に良い例です。対外的に活動が示せ、転職してもアウトプットを自分で管理できます。
アウトプットが社内に留まっている、転職時に自分のモノとして扱えない、となるくらいなら Zenn でアウトプットすることをおすすめします。多くの反応を貰い、自身のキャリアアップにも役立てることができると思います!
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