実務1年目のRubyistがパーフェクトRuby on Railsを読んだ感想
はじめに
記事の目的と対象読者
- これからRailsを学習する方
- パーフェクトRuby on Rails がどんな書籍が気になる方
- 「Railsチュートリアルはやったんだけど、次は何して良いかわからない」という方
- 業務でRailsを触っているけど、なんとなくで書いている方 (Rails wayに乗っかっている気がしない方)
書籍の概要
前半ではRails標準のActive〇〇系の鉄板機能も紹介されていて、Railsを学びたての方にも優しい作りになっている印象でした。
後半はある程度Railsを触ったことある方向けに、より実務で使いそうな実装方法などについて触れていました。
初学者 ~ ギリ中級者 向けの書籍といった印象ですね。
機能はもちろん、Railsっぽいの考え方(Rails way)が学べる良書でした。
(Skinny Controller, Fat Modelなど)
※余談ですが、こちらのFat Modelに関する記事が良かったので、ぜひ読んでみてください。
書籍の特徴
特に良かった箇所
「Part5 エキスパートRails」が特に最高でした!
Part5 エキスパートRailsの各章の目次(参考までに)
Part5 エキスパートRails
11章 複雑なドメインを表現する
11-1 アーキテクチャパターンから見るRails
11-2 値オブジェクト
11-3 サービスオブジェクト
12章 複雑なユースケースを実現する
12-1 ユースケースとモデル
12-2 データベースと紐づかないモデルを作る
12-3 フォームオブジェクト
12-4 プレゼンター
13章 複雑なデータ操作を実装する
13-1 Concern
13-2 コールバックオブジェクト
実務をやっていていると訪れる 「このドメイン、複雑だけどどう実践すれば良いんだ??」 に対して、ピンポイントで答えてくれます。
手法を紹介されているだけでなく、それぞれの手法のベストプラクティスや導入する際の注意点などまで細かく記載されていた点がGood
導入前のコードと、導入後のコードを比較していて、各手法のメリットも理解しやすい構造になっていて読みやすかったです。
このパートを読めば、先輩方のなんだかよく何をしているかわからないコードがちょっとだけ理解できるようになりますw (私はconcernを使っている箇所が読めるようになってテンション上がりました)
書籍の評価
繰返しになりますが、Railsについて今から勉強する方や、実務で少しは触っているんだけど、、、みたいな方までを対象な書籍でした。
そういう方にはピッタリの良書なので、ぜひ購入してみては!!(アフィリみたいですが違いますw)
さいごに
次はRSpecについて書かれたEveryday Rails - RSpecによるRailsテスト入門について読みたいです
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