初めてのOSSコントリビュートができるまで
この記事について
筆者が初めてのOSSコントリビュートをするまで、をまとめた記事です。
"OSSコントリビュートやってみたいけど、何やったらいいかわからない🤔" と思っている駆け出しのエンジニアの方に少しでも参考になればと思って書きました。
TL;DR
- ドキュメントの修正・翻訳
- Tutorialの修正・翻訳
こういったところから始めてみると筆者は良いと思っています。
業務や勉強で日頃利用するドキュメントやチュートリアルに、細かいミスや誤訳があったりと、意識していると修正できる機会が割と多いです。
小さな貢献から始めてみてはどうでしょうか👍
筆者の辿った経路
では、実際に筆者が「OSSコントリビュートすっぞ😤」と思ってから、やってみたことを書いていきます。
1. OSSコントリビュートとは、について理解する
まずは、OSSコントリビュートする方法について検索してみました。
いくつか読んだ記事の中で、以下の記事がOSSコントリビューションについて網羅された内容だったのでおすすめです。
- OSSコントリビュートと何が良いか
- どのようにOSSコントリビュートができるか
- オープンプロジェクトの構造
- コントリビュートするプロジェクトの見つけ方
- コントリビュートする前のチェックリスト
2. OSSコントリビュートの流れを練習してみる
OSSコントリビューションの流れを練習できるRepositoryを発見したので、やってみました。
3. 翻訳のコミュニティに参加してみた
よくお世話になるMDNの翻訳を行なっているMozilla Japanのコミュニティ。
ずっと気になっていたので、参加してみました。
初めての参加で不安はありましたが、Onboardingの資料は整っているし、Slackで常連のメンバーも助けてくれるので、問題なく翻訳作業ができました。
ちなみに、筆者が翻訳したページがこちらです😎
小さな貢献ですが、いつも使うMDNに貢献できたのは、誇らしい気分になりました✨
4. 日常業務や勉強中に出会う、ドキュメントの細かい修正をした
一度OSSコントリビュートをしてみると、なんだかOSSコントリビュートのハードルが一気に低くなった気がしました🚀
そこからは、日常業務や勉強中に出会うドキュメントの細かい修正や、翻訳の修正などをしていきました。
Web.dev 日本語ページの翻訳修正
Storybook Tutorial 日本語ページの翻訳修正
Rollbarのドキュメントの、サンプルコードの修正
今後
ドキュメントや翻訳の修正も大事なコントリビュートだけど、やっぱり技術的なコントリビュートもしたい!デス!
普段使っている言語やパケージの不具合や改善点に出会った時、受け身でなく、自分からIssueを立てたり、PRを出してみたり積極的にやっていきたいと思います💪
なかなか普段の業務では見つからんって時は、good-first-issue
ってラベルで、初心者向けのIssueが探せるそうなのでそれも活用してみると良いかも🔰
Happy OSS Contribution!! 🎉
This article is also available in English: https://dev.to/takuyakikuchi/how-to-make-your-first-oss-contribution-1gbl
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