Storybook 7.0-alpha.25 から framework オプションで vite-builder が指定できるようになった
はじめに
タイトルの通り。
以下の記事で、フレームワークの指定に builder も含むように変更がされたけど、webpack5 しか指定できないと書いた。
実際、storybook 7.0-alpha.24 までは、"framework": "@storybook/react-vite"
のように Storybook のビルダーに vite
を指定しても、Error: no builder configured!
というメッセージが表示されて、利用できなかった。
React・Vue3・Svelte で vite-buidler が指定できるようになった
7.0-alpha.25 では、vue3 と react で、vite が指定できるようになった。
また、7.0-alpha.26 ではそこに svelte も追加された。
これらのフレームワークを利用する場合は、framework オプションに、react-vite
や vue3-vite
などを指定すれば利用できるようになっている。
また、pnpm で monorepo の構成を取っている場合は、@storybook/addon-essentials
がだけ入っている状態だと動かないので、 6.5 から変わっていないが以下のパッケージを自分で devDependencies に追加しておく必要がある。
- @storybook/preview-web
- @storybook/client-api
- @storybook/addons
- @storybook/addon-docs
- @storybook/addon-actions
- @storybook/addon-backgrounds
- @storybook/addon-measure
- @storybook/addon-outline
- @storybook/addon-highlight
- @storybook/core-client
- @storybook/channel-postmessage
- @storybook/channel-websocket
この辺については以下の Issue が詳しい
その他
7.0-alpha.26 には以下の automigration に関する変更も入っていた。
この PR の中に以下のような変更があった。
'@storybook/vue': {
webpack5: '@storybook/vue-webpack5',
- vite: '@storybook/vue-vite',
+ // TODO: bring this back if we ever want to support vue 2 + vite. Else delete this!
+ // vite: '@storybook/vue-vite',
Storybook での Vue 2 + vite のサポート切ろうとしているのかな?と思った。
Vue 2 のサポートは 2023 末まで続くので Vue 2 + vite で開発している人はいると思う。その人達は vite-builder で storybook を使いたいと思うので、詳しいことはよくわからないけど、それなりに気になるなと思った。
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