FDTDを実装する(2).
idの設定と媒質について
- Ex : idex
- Ey : idey
- Ez : idez
- Hx : idhx
- Hy : idhy
- Hz : idhz
idはこのように対応していたのであった.
自由空間は ,\epsilon = \epsilon_0 ,\mu = \mu_0 である. ここでは,\sigma = 0 は真空中の誘電率と透磁率である.\epsilon_0, \mu_0
完全導体では,
idexなどはCEXを計算するために必要であり, CEXはEを更新するために必要である.
完全動体ではEを更新する際にその表面電場Eを0とする.
また, 導体内部のEも0として良い.
しかし, これでは導体にどれほどの電流が流れているかわからないではないか! (
ここで, 別に
例えば, x方向, y方向を進み, z方向は0である電流について考える. この時, xy平面に対して垂直なベクトル(zと並行)を
となるように計算することで
そこで,
Jy = 3/2 Hx(i,j+1/2,k+1/2) - 1/2 Hx(i,j+1/2,k+3/2)
のように補外を使って代用する.
媒質の境界を跨ぐ点
媒質を配置したとき, その点に必ず媒質が割り当てられるとは限らない.
格子点のブロック内に媒質の境界が存在する場合がある. (※ここは未実装)
例えば, y方向に媒質が変化するとする.
ブロックの辺がl1, l2の割合で媒質が
この時, このブロックの中心の媒質は
となる.
また,
となる.
給電点について
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