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【読書ログ】📕 AdaptiveCode C#実施開発手法 第二版
AdaptiveCode C#実施開発手法 第二版
〇 概要
この本は「アダプティブコード」というワードをテーマとして、よりコードの品質が高くして、保守をしやすくし、バグを埋め込まないようにする為のTipsを様々な視点から解説している本だと感じました。
またコードだけではなく、開発手法としてスクラム開発のやり方についても紹介されていたり、ライブラリの紹介や軽めですがGitの紹介もしていました。
〇 オススメしたい人
- コーディングをしていて常に不安な人
- スクラム開発からコーディングの考え方、色々なデザインパターン等を幅広く知りたい人
- テスト開発手法についての一例を知りたい人
〇 感想
実質的なページ数が424ページあり、結構なボリューム感があります。
本は余白も結構あり、凄く読みやすい印象がありました。
ただ、正直一度では理解出来ない所もあり、自分の中で落とし込まない状態のまま次に読み進めた所もあり、簡単な本ではない気がします。
ただコーディングに関して様々なデザインパターンをコードベースとクラス図で紹介されていて、分かりやすかった所も多く凄く参考になりました。
個人的に「インターフェース」、「コンストラクタ」、「コーディング」の考え方などは凄く参考になったので良書だと思います。
定期的に読み返していきたいなと思える本でした。
ある程度C#に慣れている人向けの本な気がするので初心者向けではないような気はしますが、マインド的な所も書いてあるので、試しに読んでみるのも面白いかもしれません。
【目次紹介】
- 第一部:アジャイル開発のフレームワーク
- 第1章:スクラムの紹介
- 第2章:カンバンの紹介
- 第二部:アダプティブコードの基礎
- 第3章:依存関係と階層化
- 第4章:インターフェースとデザイン
- 第5章:テスト
- 第6章:リファクタリング
- 第三部:SOLIDコード
- 第7章:単一責任の原則
- 第8章:開放 / 閉鎖の原則
- 第9章:リスコフの置換原則
- 第10章:インターフェース分離の原則
- 第11章:依存性反転の原則
- 第四部:アダプティブコードの適用
- 第12章:依存性の注入
- 第13章:結合度、疑集度、コナーセンス
このスクラップは2023/08/15にクローズされました