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154. 平面のベクトルと成分

2023/03/22に公開

【問題概要】
平面の法線ベクトル\vec{n}=(a,b,c)と、平面上の1点(x_0,y_0,z_0)が与えられたとき、任意の点(x,y,z)がその平面上にあるかどうかを判定する問題。

【解説】
与えられた平面の方程式を求める。平面上の任意の点(x,y,z)について、以下の式が成り立つ。

\vec{n}\cdot(\vec{p}-\vec{p_0})=0

ここで、\vec{p}=(x,y,z)は平面上の任意の点、\vec{p_0}=(x_0,y_0,z_0)は平面上の1点、\vec{n}=(a,b,c)は平面の法線ベクトルである。これを展開すると、以下の式が得られる。

a(x-x_0)+b(y-y_0)+c(z-z_0)=0

この式が与えられた平面の方程式である。任意の点(x,y,z)が平面上にあるかどうかを判定するには、この式を満たすかどうかを調べればよい。

Atcoderでこの問題に関連する問題としては、「ABC183 F」がある。

「ABC183 F」: https://atcoder.jp/contests/abc183/tasks/abc183_f
レーティング難易度(★): 2200
ACした回答者に絞った場合のレーティング帯の範囲(数値): 1987 - 2346
レーティング難易度(%): 3.3%
レーティング(数値): 2222
AC率(%): 21.4%
ACしたスコアの高い回答者: https://atcoder.jp/users/ray16
解説ブログ: https://ray16.hatenablog.com/entry/2020/10/24/234146

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