詳説 AWS ネットワーキング１ はじめに（ANS-C01試験対策）

📌はじめに

『詳説 AWS ネットワーキング』と題して、AWS ネットワーキングを実用的に学べることを目指し、AWS Certified Advanced Networking - Specialty（ANS-C01）の試験内容^[1]に準拠する形で、解説をします。

ANS-C01試験の参考書として活用いただけるように、解説の合間に設問（ユースケース）を挟み理解を深めます。2022年7月にANS資格がANS-C00からANS-C01に変更となった影響もあり、ANS-C01はAWS資格の中で最難関とも言われています。設問で問われる状況が多岐に渡ることと、複数のAWSサービスとの組み合わせで実装する方法が細かく問われています。そのようなAWS最難関の資格に対して網羅された最初の参考書も目指します。

AWSネットワーキングを解説するうえで、基礎的なネットワーク知識が必要となる箇所が多々あります。関連するAWSサービスの知識を習得することが目的であるため、基礎的なネットワーク知識の解説は簡潔なものに留めます。そのため、AWSセミナーの難易度設定を借りると、Level 200-（AWSのトピックの入門知識を持っていることを前提に、ベストプラクティス、サービス機能を解説するレベル）となります。

Level の説明

• Level 100 : AWS サービスの概要を解説するレベル。
• Level 200 : トピックの入門知識を持っていることを前提に、ベストプラクティス、サービス機能を解説するレベル。
• Level 300 : 対象のトピックの詳細を解説するレベル。
• Level 400 : 複数のサービス、アーキテクチャによる実装でテクノロジーがどのように機能するかを解説するレベル。

📌次の記事

https://zenn.dev/retasu/articles/2a67df1d95b66b

脚注

1. AWS Certified Advanced Networking - Specialty (ANS-C01) 試験ガイドhttps://d1.awsstatic.com/ja_JP/training-and-certification/docs-advnetworking-spec/AWS-Certified-Advanced-Networking-Specialty_Exam-Guide.pdf