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TypeScript と Repl.it で Discord Bot を動かす

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概要

TECHCAFE×TAIR Advent Calenderの20日目です.
本日は TypeScript と Repl.it を用いて,Discord Bot を作成する方法を解説します.
この Bot はユーザーが入力したコマンドに対して応答を行います.
また,説明にあたって Repl.it のテンプレートを作りました.
これを Fork して,手軽に Bot を動かすことができます.

  • テンプレート

https://replit.com/@FuruNov/ts-disbot-template?v=1

使うもの

  1. TypeScript
  2. Repl.it
  3. Discord.js (v12.5.3)

Discord.js のバージョン

Repl.it の環境は,Discord.js の最新バージョン(v13)に対応していません.
このバージョンに必要な Node のバージョンは12です.
しかし,Repl.it で使える Node のバージョンは 10.24.1 なので,これに対応している v12 の最終バージョンを使用します.

Bot の作成

Discord Developer Portal で Bot を作成・招待してください.
詳細はこの記事の「Discord上のBotの作成」の項で分かりやすく説明されているので,こちらを参照ください.

https://discord.com/developers/applications
https://note.com/exteoi/n/nf1c37cb26c41

Bot の実行

以下の手順で Bot の実行ができます.

  1. 作成した Bot のトークンをコピー
  2. Repl.it の環境変数 "TOKEN" に,1のトークンを設定
  3. エディタ上の「Run」ボタンを押す

詳細はこの記事の「Botを作成する」の項で分かりやすく説明されているので,こちらを参照ください.

https://disbot.info/bot-make/repl-djs-1/#Bot

ソースコードの説明

Bot の実行に用いるソースコードの説明をします.

必要パッケージのインポート

index.ts
import * as http from 'http';
import * as discord from "discord.js"
  • http
    • サーバーの作成に用います
  • discord
    • Discord Bot の実行に用います

コマンドの定義

index.ts
async function ping(message: discord.Message) {
  message.channel.send("pong!")
}

async function pong(message: discord.Message) {
  message.channel.send("ping!")
}

コマンドを関数として定義します.

  • ping
    • Bot は "pong!" を返します
  • pong
    • Bot は "ping!" を返します

コマンドリストの定義

index.ts
const messageResponseDic: {
  [command: string]: (
    message: discord.Message,
    args?: string[],
  ) => void
} = {
  ping: ping,
  pong: pong,
}

コマンドのリストを連想配列として定義します.
今回は用いませんが,args はコマンドの引数として用います.

メッセージに応答する関数の定義

index.ts
async function messageResponse(message: discord.Message) {
  const prefix = "!"
  const [command, ...args] = (
    message.content.slice(prefix.length).split(" ")
  )
  const isCommand = !message.author.bot && (
    message.content.startsWith(prefix)
  )
  if (!isCommand) return
  messageResponseDic[command](message, args)
}

メッセージに応答する関数を定義します.
最後の行でコマンドを実行します.

Bot が行う応答のリストの定義

index.ts
const clientStateResponseDic: {
  [state: string]: (...args: any) => void
} = {
  ready: () => { console.log('This bot is ready') },
  message: messageResponse
}

Bot が行う応答のリストを連想配列で定義します.

  • ready
    • Bot の実行準備が完了したら,コンソールに "This bot is ready" と出力します
  • message
    • メッセージを送信が行われた場合に,これがコマンドであれば応答をします

サーバーの作成

index.ts
function requestListener(
  _: http.IncomingMessage,
  res: http.ServerResponse
) {
  res.write("This bot is online")
  res.end()
}

http.createServer(requestListener).listen(8080)

Bot の実行に用いるサーバーを作成します.

Bot の実行

index.ts
const client = new discord.Client()
for (let [state, response] of Object.entries(clientStateResponseDic)) {
  client.on(state, response)
}

Bot を実行する処理です.
Bot の状態に応じて,Bot は応答を行います.

Bot のログイン

index.ts
const token = process.env['TOKEN']
client.login(token)

上で定義したトークンを用いて,Bot のサーバーへのログインを行います.

まとめ

以上が TypeScript と Repl.it で Discord Bot を動かす方法でした.

参考資料

  • Bot の作成

https://note.com/exteoi/n/nf1c37cb26c41
  • Bot の実行

https://disbot.info/bot-make/repl-djs-1/#Bot

Discussion

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