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NewSQLとは

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のさのさ

NewSQLについて

概要

  • リレーショナルデータベース(RDBMS)の特性を維持
  • 大規模データセットを効率的に処理できるデータベースシステム
  • 従来のデータベースの限界を超え、新しい可能性を提供

特徴

  • スケーラビリティ: NoSQLのような高いスケーラビリティと分散処理能力
  • 一貫性と整合性: リレーショナルデータベースと同様に保証
  • 大量データ処理: 大量のデータを効率的に処理
  • ACID準拠: リレーショナルデータベースと同様にACI(原子性、一貫性、独立性、永続性)をサポート

リレーショナルデータベース、NoSQL、NewSQLの違い

リレーショナルデータベース

  • テーブル形式でデータを保管
  • 行と列で構成
  • 固定されたスキーマ
    • スキーマ変更に時間と労力
    • スケーラビリティに課題

NoSQL

  • スキーマレス設計
  • さまざまな形式のデータを柔軟に保存可能
  • データの一貫性やトランザクションの完全性を一部で犠牲にしてスケーラビリティを実現

NewSQL

  • リレーショナルデータベースの一貫性とトランザクション機能を維持
  • NoSQLのような水平スケーラビリティを実現
のさのさ

NewSQLの技術的特徴

1. 分散合意アルゴリズム (Raftアルゴリズム)

  • 従来のRDBMS
    • データ更新はマスターノードのみから発信
    • ボトルネックが発生しがち
  • NewSQLではRaftアルゴリズム採用
    • 複数ノードから書き込み発信可能
    • 分散アーキテクチャにより書き込みのボトルネック軽減

2. ストレージエンジンの変更 (LSM-Tree)

  • 従来のRDBMS
    • B-Treeストレージ構造
    • 読み取りは高速だが書き込みに時間がかかる
  • NewSQLではLSM-Tree採用
    • 書き込み時はメモリに一時保持
    • バックグラウンドでマージソート実行しながらストレージ更新
    • 書き込み速度を大幅に高速化

3. 自動シャーディング

  • レコードや列単位でデータを複数ノードに自動で分散
  • 大規模データセットを効率的に管理
  • 高いパフォーマンスを維持

まとめ

  • これらの技術により、NewSQLはリレーショナルデータベースの一貫性とトランザクション機能を保持
  • NoSQLのような水平スケーラビリティを実現
  • 大規模トランザクション処理やリアルタイムデータ分析を効率的に行える