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ManjaroでFailed to Start Light Display Managerが起きた時のトラブルシューティング
Manjaro Linuxを起動すると、Failed to Start Light Display Manager
が発生してXが立ち上がらなくなりました。
このメッセージで検索すると、lightdm関連のパッケージが壊れているといったものから、X関連のパッケージやGPUのドライバが適切にインストールされていない場合にも発生するなど様々な情報が出てきます。
今回はGPUのドライバが適切にあたっていないのが原因でしたが
Xが立ち上がらないのは結構消耗するので、また同じ問題を踏んでしまった時に役立つよう備忘録を残しておきます。
実行ログの確認
- lightdmをデバッグモードで起動してログを見る※ログは
sudo lightdm --test-mode --debug
/var/log/lightdm/lightdm.log
にも記録されますが、前回起動時も含まれてごちゃごちゃするので、デバッグモードの起動がオススメです。 - 関連するものとして
/var/log/Xorg.0.log
も見るといいでしょう。startx
を実行して出力を確認するのもオススメです。
→今回はno screens found(EE)
と出ていました。
conflicts with config(s): video-hybrid-intel-nvidia-prime
が出る
プロプライエタリドライバのインストールで video-hybrid-intel-nvidia-prime
がインストールされている場合、一度手動でアンインストールする必要がありました。
sudo mhwd -r pci video-hybrid-intel-nvidia-prime
sudo mhwd -a pci nonfree 0300
version 'GLIBC_x.xx' not found
が発生する
startxするとプロプライエタリドライバのインストールに成功し、no screens found(EE)
は解消しましたが
今度はstartx
の実行時にversion 'GLIBC_x.xx' not found
が発生するようになりました。
ドライバの入れ替えをしたりlightdmの再インストールをしていた関係でX関連のパッケージの整合性が取れなくなった可能性もありますが、ひとまず下記で依存関係を再インストールしたところ無事lightdmが起動しました。
sudo pacman -Syyu
あわやManjaroの再インストールも覚悟していたので、事なきを得てホッとしていますが
ドライバ絡みをいじる時は気をつけたほうがいいですね。
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