SES業務の知見~新卒未経験からSESへ~
※あくまで私の見解になります。
同じくSES業務に従事されている他の方のご意見もありましたら、コメントお願いいたします。
評価制度
年に2回、3月と9月に評価シーズンというものがあります。
何を評価するのかというと、4月~8月と10月~2月のうちに上長/メンター(要はめっちゃ上の先輩です)と相談して、「この4か月のうちにこれを達成します!」と掲げた目標が、どれだけ達成できているか、ということです。
目標達成の大項目
大きく分けて4項目。
- 組織貢献①
- 組織貢献②
- 対人対応
- お客様アンケート
組織貢献①
会社から求められているスキル・知識を伸ばすために何をするか決める。
例)○○本を読んでセキュリティ知識を高める、(現場が試験作業が多い場合は)試験項目書の作成スキルを伸ばす、など。
組織貢献②
会社から求められている資格を取得する。
例)AWS CLF、SAA、基本情報技術者など。
対人対応
SES業務はチームワークが多いため、社内で複数のチームを組みそこで互いの問題解決に励む。自分がどのくらいチームに貢献できたかを測る。
お客様アンケート
この項目にかんしては、お客様にどれだけ貢献度できたかを測る。自分の貢献具合にお客様が気づいてアンケートに書いてくれなければ意味がない。SES業務をメインとしている会社は、ここを非常に重要視しているイメージ。
現場配属について
案件はどこからくる?
SESが現場配属する際は、「この案件どうですか??」「あなたのやりたいことがこの案件ではできそうですか??」と、自社の営業の方から案件の連絡がきます。
就活や転職エージェントとやり方が似ています。
ここで、本当にあなたのやりたい案件を持ってきてくれるのか、それとも新人はこういう案件しかないよ、とあまり気の進まない案件を持ってくるのかは会社によるのと、あなたの知識量や技術力によると思います。
(そもそも知識も技術力ないのに飛び級しすぎてあれやりたいこれやりたいと言っても、その仕事ができるという説得力がないので)
(知識も技術もあるのに自分の望まない案件持ってこられるのはおかしいと思うのできちんと意見した方が良いと思います)
案件面談
自分のやりたい案件が決まったら、営業がその現場のリーダー的立ち位置の方との面談をセットします。
これが案件面談と呼ばれるものです。
雰囲気は就活面談と似ていますが、違う点はほぼ1次面接のみで終了することです。
では、どんな内容を話すのだろうという疑問ですが、基本的には以下の5点です。
- 自分の名前、最寄り駅(出社の場合はdoor to doorで○分ほどかかります、と説明するため)
- 今までの現場で自分が行ってきたこと
- この案件で自分が貢献できること(2で述べた内容と絡めて面談相手に説明する)
- 自己アピール
- 質問タイム
面談相手によっては、技術系の質問をしてくる方もいたり、挨拶程度で終わる方もいます。