Chapter 01

ラズベリーパイの概要と種類

yoshitaka miyake
yoshitaka miyake
2020.10.06に更新

ラズベリーパイとは?

ラズベリーパイは、ラズベリー財団により開発された教育用のシングルボードコンピュータです。シングルボードコンピュータとは、CPU・GPU・メモリ・入出力インタフェース・コネクタ等の部品が1枚の基板上に構成された言わば簡素なデバイスですが、コンピュータとしての必要最低限の性能はあります。

また、公式サイトでは新商品の紹介はもちろん、個人開発でどのような取り組みをしたかを載せているブログもあるため、コミュニティも活発です。

公式サイト:https://www.raspberrypi.org/
公式サイト(Blog):https://www.raspberrypi.org/blog/

ラズベリーパイの種類

今やバージョンは4まで成長を遂げ、シングルボードコンピュータの中でも高性能(メモリも8GBまで積むことが可能)になりました。利用者は必要最低限のラズベリーパイゼロから高性能なラズベリーパイ4のどれでも選択できます。

製品 CPU メモリ 通信 Bluetooth USB
Zero(WH) シングルコア 1.0GHz 512MB Wi-Fi(b/g/n)2.4 GHz 4.1 Micro USB(2.0)×1
1B+ シングルコア700 MHz 512MB 有線LAN - Type-A(2.0)×4
2B クアッドコア800 MHz 1GB 有線LAN/Wi-Fi(b/g/n)2.4 GHz - Type-A(2.0)×4
3B+ クアッドコア 1.4 GHz 1GB 有線LAN/Wi-Fi(b/g/n/ac)2.4GHz,5GHz 4.2 Type-A(2.0)×4
4B クアッドコア 1.5 GHz 1/2/4/8GB 有線LAN/Wi-Fi(b/g/n/ac)2.4GHz,5GHz 5.0 Type-A(2.0)×2,Type-A(3.0) ×2