EDINETとは
EDINETは、金融庁が運営しているシステムの名称で、企業が提出する有価証券報告書などの財務情報について誰でも閲覧することができるようになっています。
また、閲覧だけでなく、財務情報をXBRLデータやCSVファイルとして取得することが可能となっています。
EDINETへアクセスし、有価証券報告書を確認してみよう
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GoogleなどでEDINETと検索します。
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サイトにアクセスすると、上の方に検索用のテキストボックスがあります。
社名や証券コードを入力することで、その企業が提出している書類が表示されます。
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例として、任天堂株式会社の証券コードである7974を入力しました。
検索ボタンを押すと、任天堂の有価証券報告書や四半期報告書が検索結果として表示されています。
また、検索ボックスの下にある「書類種別」や「提出期間」を設定することで、欲しい書類の種類や時期を指定できます。
期間については、有価証券報告書であれば直近10年分の確認が可能となっています。
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検索結果に表示された有価証券報告書の「PDF表示」を選択すると、有価証券報告書がウェブ上で確認できます。
これは、企業のウェブサイトにあるIRページなどでも閲覧が可能ですので、お馴染みのものと言えるかと思います。
EDINETから有価証券報告書のCSVをダウンロードしてみよう
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今度は、検索結果に表示された有価証券報告書の「CSV」を選択します。
(例として、引き続き任天堂株式会社の有価証券報告書を使用します) -
自動でzipファイルのダウンロードが開始されます。
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ダウンロードしたzipファイルを解凍すると「XBRL_TO_CSV」というフォルダがあり、そのなかにCSVファイルが3つ入っていることが確認できます。
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jpaudから始まるサイズが小さいCSVファイルは監査法人の情報が記載されたものです。
売上高などの財務情報が入ったファイルは、jpcrpから始まるサイズが大きいCSVファイルになります。
目的は財務情報であるため、jpcrpから始まるファイルを開きます。 -
CSVファイルを開くと「要素ID」「項目名」「コンテキストID」などさまざまな項目が表示されていることを確認できます。
項目名は日本語でそのまま「売上高、経営指標等」などと記載されているので、パッと見てわかりやすくなっています。
列の右端に「値」があるので、売上高がどれくらいだったのか?といったことを確認できるようになっています。
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値の表示については、12桁、つまり1000億を超えるとエクセルの場合指数表示になってしまうため、設定などで表示を調整する必要があります。
なお、セルにカーソルを合わせれば数式バーで通常の数値表記が確認できます。
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CSVに記載されている内容で主要なデータは確認できるため、内容としては十分で、実はXBRLデータの方は必要なさそうという方も居るかもしれません。
項目、要素ID、提出日なども記載されているため、データ整理もできるかと思います。
しかも、本書ではXBRLデータをCSVに変換するという作業を行うため、効率が悪い部分がありそうです。
ただ、どれが賃借対照表で、どれが損益計算書なのかといった細かい部分が分類されていないことや、TDnetという決算短信などを確認できるサイトではCSVの提供が行われていないことなどから、XBRLの解析を行う流れとなっています。
そのため「EDINETからダウンロード可能なCSVファイル」についての説明はここで終了とします。
EDINETから有価証券報告書のXBRLをダウンロードしてみよう
- 最後に、検索結果に表示された有価証券報告書の項目から「XBRL」を選択して、ダウンロードしておきましょう。
XBRLについての説明は、次回以降のチャプターで行います。