Chapter 03無料公開

NEARの特徴

masa
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2022.08.20に更新

NEARとは

NEARを簡単に説明すると、現在のGoogle・Amazon・Microsoftが提供しているようなクラウドベースのインフラです。

クラウドとは

インターネットなどのコンピュータネットワークを経由して、コンピュータ資源をサービスの形で提供する利用形態

のことです。

例を挙げると

Amazonのaws, GoogleのGCP, MicrosoftのAzure

などが当てはまります。

NEARのクラウドは、AmazonやGoogleといった単一の企業によって運営されるのではなく、世界中で独自のインフラを運営する独立した人々によって支えられています。

つまりNEARは

企業が運営するクラウドではなく、コミュニティが運営するクラウド

です。

エコシステム

NEARではエコシステムを形成するために、3つの主要なActor

  • ユーザー
  • バリデータ
  • ブロックチェーン

が相互作用しています。

Actorとは役割のことです。

ユーザー

ユーザーは、NEARのネットワークが提供するサービスを利用するユーザーです。
ユーザーは、1つまたは複数のNEARアカウントを持つことができます。

ユーザーができることは

  • ネイティブなNEARトークンやコミュニティが作成したトークンの送金
  • スマートコントラクトと呼ばれるブロックチェーンに格納された分散型アプリの実行
  • 独自の分散型アプリを開発してブロックチェーンに保存

です。

バリデータ

バリデータは、分散型ネットワークを形成するコンピュータを運営している人たちのことです。
バリデーターは、世界中に散らばってNEARのネットワークを支えるインフラを運営しています。

バリデーターが行うことは

  • ユーザーから送られたトランザクションを実行し、その結果をブロックチェーンに保存
  • 残りのバリデータと彼らが作成するブロックを監視し、ネットワークを保護

になります。

バリデータはThresholded Proof of Stakeと呼ばれるProof-of-Stakeのコンセンサスメカニズムに従います。

ブロックチェーン

ブロックチェーンは、ネットワークの永続的なストレージとして機能します。

他のブロックチェーンとの違い

全体的な作りとしてNEARは暗号通貨プラットフォームというよりも、分散型アプリケーションプラットフォームとしての側面に力を入れている印象を受けます。

つまり

実用的な分散型アプリケーションプラットフォーム構築のために、ベース技術としてブロックチェーンを採用しているインフラ

です。

NEARは、開発者とユーザーの双方にとって優れたパフォーマンスとユーザビリティに重点を置いて開発されています。

他にはカーボンニュートラルにも注力するなど、短期より長期の取り組みを行なっています。

現在NEARはイーサリアムキラーとして注目を集めていますが、長期的にはイーサリアムやsolanaなどのブロックチェーンとは、かなり違ったチェーンになる可能性もあります。