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Windows10の標準機能の便利な使い方

2021/07/21に公開

概要

この記事では、Windows10で仕事をしている時に作業効率を少しだけアップしてくれる標準機能の使い方を記載しています。

ランチャー機能

ランチャーとは、特定のアプリを起動したいときに、デスクトップのショートカットから起動するのではなく、簡単な操作で起動するためのアプリケーションです。

フリーソフトでも様々にありますが、Windows10の標準機能でも結構使えます。

使い方

  1. キーボードの「Windowsキー」を押す。
  2. 起動したいアプリの名前(excelなど)を入力する。
  3. アプリの候補が表示されるので、「Enterキー」などで決定する。

結構、あいまい検索をしてくれるので、直感的に使いやすいです。
アプリの他にファイルパスを貼り付けて、そのファイルを開くことも可能です。
業務などで、メールやMattermostでファイルサーバーのパスを連携された時に使えます。

画面キャプチャ(スクリーンショット)機能

結構有名な機能ですが、Windows10には「PrintScreenキー」によるキャプチャの他に、「切り取り & スケッチ」というアプリがあります。
このアプリを使うと、矩形選択して画面をキャプチャしたり、特定のWindowの中身をキャプチャすることが可能です。

起動方法1

  1. 「Windowsキー + Shiftキー + Sキー」を押す。

起動方法2

  1. 「Windowsキー」を押す。
  2. 「切り取り」もしくは「kiritori」と入力する。
  3. アプリの候補が表示されるので、「Enterキー」などで決定する。

キャプチャした画像にマーカーしたり、文字を追加したりすることも可能です。

ファイルのフルパスを取得する

ファイルサーバーのファイルパスを誰かに連携したい時ってよくあります。
ファイルをコピーして「サクラエディタ」に貼り付けるとフルパスが取得できるのですが、Windows標準機能だけでもフルパスを取得することは可能です。

操作方法

  1. エクスプローラーでフルパスを取得したいファイルの場所を開く。
  2. 「Shiftキー」を押して右クリックでパスを取得したいファイルを選択する。
  3. コンテキストメニューにある「パスのコピー」を選択する。

コピーしたパスの前後に「"」が着くので、不要な場合は、貼り付けた後に編集してください。
ネットワークドライブ上のファイルの実際のファイルサーバーのパスを取得することはできません。PowerShellを使って取得する方法があるので、そのうち記事にします。

Excelで同じ名前のファイルを2つ開く

Windowsの標準機能ではないけれど。。。。
Excelは同じ名前のファイルを開こうとすると、開けませんとエラーを返してきます。
だとしても、例えば、古いファイルと新しい同名のファイルを開いて比較したい時とか良くあります。
こういう時はExcelを新しく開いて、そちらで同名ファイルを開くことが可能です。

使い方

  1. 「ファイルA」をExcelで開く。
  2. 新規にExcelを起動する。その際に「Altキー」を押した状態のままで起動する。
  3. 新しく別のExcelを起動するかメッセージが出てくるので、「はい」を選択すると起動する。
  4. 起動したExcelで「ファイルA」と同名のファイルを開く。

※この時、Excelは別のアプリとして起動しているので、ブック間での連携とかはできなくなっています。

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