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【JavaScript】 サイコロの目(ランダムな整数の生成)
はじめに
この記事では、1から6までの数字がランダムに出る仕様についてまとめていきます。
とても基礎的な内容なので、初学者向けです。
Math.random()について
Math.random()
は0以上1未満の数字
がランダムに生成されるメソッドです。
整数のランダム生成には、このメソッドを使用します。
小数点の切り捨て、切り上げ、四捨五入
Math.random()
で生成した数字を、以下のメソッドで整数にします。
小数の切り捨てメソッド
Math.floor(数値)
例:Math.floor(6.43) → 6
小数の切り上げメソッド
Math.ceil(数値)
例:Math.floor(6.43) → 7
小数第一位の四捨五入
Math.round(数値)
例:Math.round(6.43) → 6
例:Math.round(6.6) → 7
備考:ちなみに小数も表示させたい場合はこちらのメソッドを使用します。
小数第〇位まで表示(次の数字を四捨五入)
数値.toFixed(〇位)
例:6.213.toFixed(2) → 6.2
例:8.289.toFixed(3) → 8.29
特定の範囲の整数をランダムに生成
0からnまでのランダムな整数を生成する式は、こちらです。
0からnまでのランダムな整数を生成
Math.floor(Math.random() * (n + 1))
aからbまでのランダムな整数を生成する式は、こちらです。
aからbまでのランダムな整数を生成
Math.floor(Math.random() * (b + 1 - a)) + a
サイコロの1から6
までのランダムな整数を生成する式は、こちらです。
1から6までのランダムな整数
Math.floor(Math.random() * 6) + 1
動作確認
こちらのコードでサイコロ(1から6までの整数のランダム生成)ができます。
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