Go言語の開発環境を構築してみた(Windows編)
1.GO言語とは
Go言語とは、検索エンジンとして馴染み深いGoogleが開発したプログラミング言語のこと。
「シンプルかつ高速な処理が可能なプログラミング言語」で、有名なWebサービスの開発や
サーバの構築などにも用いられています。
シンプルな構文である分「誰が読んでも分かるプログラムを書きやすい」という特徴があります。
そのため、複数人のエンジニアで並行してコーディングが行いやすく、
用途を問わず「規模の大きいシステム開発に最適な言語」と言えます。
処理速度の速さも相まって、同時にコーディングをしても作業効率が落ちにくい点は、
Go言語の大きな利点になります。
2.Go言語の開発環境を構築するにあたってインストールするツール
・Go SDK 1.14.4
・Visual Studio Code 1.65.2
・Git
3.Go SDK 1.14.4のインストール
1. Go SDKをダウンロードする。(今回はWindows)
※ダウンロード先:https://go.dev/dl/
2. ダウンロードした「go1.17.8.windows-amd64.msi」をインストールする。
3. 「I accept the terms in the License Agreement」にチェックがされていることを確認し、
「Next」を押下する。
4. インストール先のディレクトリを確認し、「Next」を押下する。
5. 「Install」を押下する。(管理者権限を求められることもあります。)
6. 「Finish」を押下する。
7. Go SDKがインストールされたかを確認するため、コマンドプロンプトを起動し、
「go version」と入力する。
(コンソールに「go version go1.17.8 windows/amd64」と表示されれば、OK!)
4.Visual Studio Codeの設定
1. Visual Studio Codeは、下記のサイトを参考にインストールまで行ってください。
※参考:https://sukkiri.jp/technologies/devtools/vscode_win.html
2. Visual Studio Code(Code.exe)を起動する。
3. 下記の手順でGoを検索する。
①. Extensionの検索画面を開く。
②. 「go」で検索する。
③. [Go Team at Google]のGoエクステンションを選択する。
4. 「インストール」を押下する。
5. インストールが完了すると「無効にする」「アンインストール」が表示される。
6. 今回は、Cドライブ配下に「go_test」フォルダを作成し、「hello.go」ファイルを作成する。
7. Visual Studio Codeで、hello.goを下記のように編集する。
8. コマンドプロンプトで「go_test」に移動して、
「go run hello.go」コマンドを入力して実行する。
(「Hello!」と表示されれば成功です。)
5.Gitの設定
1. Gitは、下記のサイトを参考にインストールまで行ってください。
※参考:https://sukkiri.jp/technologies/devtools/git/git_win.html
2. 今回は、Cドライブ配下に「go_local」フォルダを作成し、「go.mod」ファイルを作成する。
(※先程の「go_test」のフォルダとは別にすること。)
3. Visual Studio Codeで、go.modを下記のように編集する。
4. コマンドプロンプトでgo_localに移動して、
「go get github.com/labstack/echo/v4@v4.1.16」コマンドを実行する。
下記のように表示されれば成功です。
5. 「go.mod」ファイルを確認する。
「require github.com/labstack/echo/v4 v4.1.16 // indirect」の記述が追加されている。
6. 「go_local」フォルダに「server.go」ファイルを作成する。
7. Visual Studio Codeで、「server.go」を下記のように編集する。
8. コマンドプロンプトで「go_local」に移動して、 「go run server.go」コマンドを実行する。
Windowsセキュリティの重要な警告が表示された場合は、[アクセスを許可する]を押下する。
次のように表示されれば成功です。
9. ブラウザで「 http://localhost:1323 」にアクセスする。
「Hello!」と表示されれば成功です。
10. 停止させる場合は、実行しているコマンドプロンプトで「Ctrl + C」を押下する。
Echoが停止します。
6.まとめ
Goの開発環境について、実際にやってみたところ、詰まったりすることなく、構築出来ました。
次回は、Goの統合開発環境の「Lite IDE」の環境構築をしていこうと思います。
最後まで、読んでいただきまして、ありがとうございます。
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