VS Codeエディタのインストール方法
みなさんの使っているOSは何でしょうか?ビジネス用のWindows?スタバでどやるためのMac?Linuxを使っている人は、相当なオタ…ゲフンゲフン、いけてるハッカーなことでしょう。
みなさんが、どんなOSを使っていようと心配することはありまん。VS CodeエディタはOSSとして公開されていてマルチプラットフォーム対応しています。自分のお気に入りのイケてるOSにVS Codeエディタをインストールしましょう。え、バイナリがない?頑張ってビルドしてくださいね!
共通のインストール方法
VS Codeの公式サイトにいくと、バイナリファイルやセットアップ方法が丁寧に書かれているので、そのとおり実施すれば簡単にインストールできるでしょう。
コマンドでのインストール方法
あなたが生粋のハッカーなら、コマンドを使ってインストールするべきでしょう。そのための方法を伝授します。
Windows
Microsoft Storeでインストールするのが一番手軽です。
公式のパッケージ管理ソフトwingetなら以下コマンドでインストールできます。
$ winget install -q vscode --scope machine
Chocolateyというパッケージ管理ツールを使うと、以下コマンドでインストールできます。
$ cinst -y VisualStudioCode
WSLのUbuntu上で使う場合は、WindowsにインストールしておけばWSLでcode .
と実行すれば、VS Codeがちゃんと起動します。
逆にWSLのUbuntuでaptコマンドでインストールして起動するとplease install Visual Studio Code in Windows and uninstall the Linux version in WSL.
と怒られます。
参考:VS Code を winget でインストールしてみた
参考:Chocolateyを使ったVisual Studio Codeのインストール
Mac
Intel Mac
Homebrewをセットアップして、以下コマンドを実行してください。
$ brew install visual-studio-code
Homebrewがセットアップされてない人は、最初に以下コマンドを打ち込んでHomebrewをセットアップしてからbrewコマンドを実行ください。
$ /bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
Apple Silicon Mac
正式にArm対応しています。以下のダウンロードページから、MacのApple Siliconと書かれたアイコンをクリックします。
ターミナルからcode
コマンドで開くようにするために、コマンドパレットからShellを入力して、以下のパスを通すコマンドを実行します。
参考:【Visual Studio Code】コマンドからVS Codeを起動できない場合 (Mac編)
VS Codeの初期化(Mac)
初期化に関しては以下コマンドを実行してください。
$ rm -rf $HOME/Library/Application Support/Code
$ rm -rf $HOME/.vscode
参考:Visual Studio Code の Mac からのアンインストール
Linux
Linuxの場合は、debパッケージとsnapパッケージの2種類があります。snapパッケージのインストールが手軽ですが、2020年10月時点で日本語を入力できない問題があるので、日本語を入力できた方が良いというネイティブジャパニーズの人にはdebパッケージがオススメです。
両方のセットアップ方法をまとめておきます。
debパッケージ
あらかじめ、以下でcurlをインストールしておきます(インストール済みであれば省略可)。
$ sudo apt update
$ sudo apt install -y curl
以下コマンドでインストールできます。
$ curl -s https://raw.githubusercontent.com/karaage0703/ubuntu-setup/master/install-vscode.sh | /bin/bash
snapパッケージ
以下コマンドを実行してください。
$ sudo snap install code --classic
Raspberry Pi
ArmのRaspberry Pi(ラズパイ)でもVS Codeをインストールできます。以下2行のコマンドでOKです。とてもお手軽ですね。
$ sudo apt update
$ sudo apt install code
Raspberry Pi 4ならそれなりに軽快に動作しますが、よりパワフルなPC上のVS Codeでラズパイ上のファイルを編集したい場合は、リモート開発がオススメです。リモート開発の章を参照ください。
参考までに、Insider版を使いたい場合は以下コマンドを実行してください。
そのままだと、起動コマンドがcode-insiders
になってしまうので、最後のコマンドで無理やりcode
で起動するようにしています。
$ cd && wget -O insider.deb https://update.code.visualstudio.com/latest/linux-deb-armhf/insider
$ sudo apt install ./insider.deb
$ sudo mv /usr/bin/code-insiders /usr/bin/code
Jetson Nano
ラズパイと同様に以下コマンドでインストールできます。Jetson NanoでインストールしているのはInsider版となります。ラズパイは正式対応していますが、Jetson Nanoではまだだと思います。
64bitなので、ダウンロード先が少し異なる点に注意してください。
$ cd && wget -O insider.deb https://update.code.visualstudio.com/latest/linux-deb-arm64/insider
$ sudo apt install ./insider.deb
$ sudo mv /usr/bin/code-insiders /usr/bin/code
Chromebook
以下の記事がとても丁寧です。
Chromebook Flip C101PAにVisual Studio Codeをインストールするのが簡単になっていた