資格試験:AWS Certified Cloud Practitionerを受験して
概要
AWS Certified Cloud Practitinoer を受験したので、勉強方法などをまとめておきます。
所感
得点は813点でなんとか合格できました[1]。 勉強し始めたのは試験の2週間前で、勉強方法としては教科書を読んでひたすら過去問を解くというのをやっていました。久しぶりに定期テスト対策のようにとりあえず何も考えずひたすら覚える、ということを反復していました。勉強時間は日に2〜3時間をしっかり取っていたかと思います。
教科書・問題集
使用した教科書は
- AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー(初版第18版)
- AWS認定資格 クラウドプラクティショナーの教科書: 合格へ導く虎の巻 CloudTech制作委員会シリーズ(Kindle, 無料)
です。正直自分のレベルどうのこうのよりも、1冊目の教科書はかなり基礎的なレベルだったのでこの教科書だけでは合格していなかっただろうなぁと思います。2冊目の Kindle の教科書の方がより出題範囲を抑えてくれているイメージでした。
他の方の技術ブログでも紹介されていますが、Udemy の問題集は非常に役に立ちました[2]。ただし上記の教科書には載っていない知識を問う問題が非常に多く勉強になる反面、問題を解きながら覚えるというスタイルになるのは自分としては辛かったです(なかなか頭に入ってこない...)[3]。Udemy の問題集の取り組んだ日毎の(x軸は0が勉強開始日、yは得点率)得点率を振り返ってみると、「本番レベル」に関しては70%ギリギリしか取得していなかったです[4]。
Udemyの問題集の日付ごとの得点
また、試験ガイドがあるということを1週間を切ってからくらいに知って少し焦った記憶があります[5]。今まで勉強してこなかった単語が羅列されていたので、「あ、これは終わった...」と思っていました。ただAWS試験はリスケが簡単にできるらしいので最悪延期しよう、と思えたのが精神的に良かった気がします。
まとめ
教科書(2,618円)と問題集(1,800円)の総計4,418円で資格が取れたので良かったですが、もう少し教科書を丁寧に選んでおけば楽できたのかなと思いました。ただ不満もありながらも「紙の本」が一番読みやすかったので[6]、買って損はしていないとは思います。
これにめげず、次のステップの資格取得に向けて鋭気を養っていこうと思います。
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試験中の手応えとしては7割いっているか不安になる感じでした。 ↩︎
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ただかなり解説が粗雑であると感じました。常に「この解説嘘っぽいなぁ」と思いながら教科書に立ち戻る、というのをやっていました。 ↩︎
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何度も問題を解くとAIでいう過学習状態になり、意味は理解しないまま問題文の雰囲気や選択肢の場所で正解を覚えてしまっていたりしました...。 ↩︎
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本番レベルが本番レベルではない、というのは諸説ありますが...。 ↩︎
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この試験ガイドに載っている単語は確実に覚えておいたほうがいいとは思うのですが、例えば「AWS Athena」という単語は少なくとも認定テキストの索引にはありません。どこかに載っているかもですが、索引にないくらいには重要な単語扱いされていないです。雑にななめ読みした程度では頭に入ってこなかったです(雑に読む自分が悪いですが...)。 ↩︎
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Kindleの教科書はレイアウトが崩れてしまうので(自分のmacの設定の問題?)、「教科書のここらへんに書いてあった」という知識の入れ方ができなかったので、それはそれで勉強しにくかったです。 ↩︎
Discussion