Dartのrequiredとは

気にせず使ってた!

Dartにおけるrequiredキーワードは、パラメーターが必須であることを示すために使用されるアノテーションです。通常、クラスのコンストラクターやメソッドの引数として使用されます。

具体的には、requiredキーワードをパラメーターの前に置くことで、そのパラメーターが呼び出し元によって省略されずに提供されなければならないことを明示します。つまり、そのパラメーターには必ず値を指定する必要があります。

以下に例を示します:

class MyClass {
  String name;
  int age;

  MyClass({required this.name, required this.age});
}

void main() {
  var obj = MyClass(name: 'John', age: 25);
  print(obj.name); // 'John'を出力
}

上記の例では、MyClassというクラスが定義されています。このクラスはnameとageという2つのパラメーターを持つコンストラクターを持っています。両方のパラメーターにrequiredキーワードが付いています。これにより、nameとageは必須のパラメーターとなり、インスタンス化する際に値を指定する必要があります。

requiredキーワードは、コンパイル時にエラーを引き起こすことで、パラメーターの不足を防ぎます。したがって、requiredキーワードを使用することで、コードの安全性を向上させ、予期しないエラーを防ぐことができます。

まとめ

requiredキーワードをつけると、値を必ず入れないとダメってことですね。