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TextQL を使って CSVデータを SQL で抽出
何十万、何百万行といった大量の CSV データの集計や加工をする際、Excel や Numbers、スプレッドシートなどでは重すぎて処理できないときがあります。
そんなときでも TextQL なら SQL を使ってサクッとデータを抽出することが可能です。
TextQL のインストール
brew install textql
TextQL の使い方
hoge.csv を全件 SELECT する例
textql -sql "
SELECT
*
FROM hoge
" hoge.csv
- CSV のファイル名をテーブル名として SQLを実行
- いくつかのオプションが用意されており、それを組み合わせることで細かい設定が可能
TextQl のよく使うオプション
-dlm string
区切り文字の指定 (デフォルトは ',')
-header
インプットファイルの 1行目はヘッダ行の場合は指定
-output-dlm string
アウトプットファイルの区切り文字を指定 (デフォルトは ',')
-output-file file
ファイル名を指定 (デフォルトは 'stdout')
-output-header
アウトプットデータにヘッダ行を含める場合は指定
-save-to file
SQLite3形式で保存する場合はファイル名を指定
-sql string
SQLを指定
-version
バージョンの確認
TextQL の利用例
以下のような CSVファイルを想定
id | name |
---|---|
1 | Mat |
2 | Emily |
3 | Bob |
name_list.csv
という CSVファイルから id=3
のデータを抽出
textql -header -output-header -sql "
SELECT
id,
name
FROM name_list
WHERE id = 3
" name_list.csv
実行結果
以下結果
id | name |
---|---|
3 | Bob |
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