実務未経験者が入社して1カ月経った感想
はじめに
私は11月からフロントエンドエンジニアとして新しいキャリアをスタートさせました。本日で入社して1ヶ月経ちましたので、実際に働きはじめてみて感じたことや、自身の思考整理として記事に残したいと思います。
自己紹介
以下のとおりです。
- 前職は公務員
- 勉強期間約1年半(独学)で就職
- 現在はVue.js×TypeScriptをメインに使用している都内自社開発企業に勤務
就職まで(余談)
転職活動はかなり苦戦しました。独学期間はReactをメインに学習していたので、1年間の独学を経てReactを扱える企業に絞って応募しましたが、40社程受けて内定は3社程でした。いずれも、社風にマッチしていると心から思える企業ではなかったため辞退しました。転職活動中にバックエンドエンジニアを目指した方が(理由割愛)賢明だと判断し、再度独学期間を経て転職活動を再スタートしましたが、たまたまフロントエンドエンジニアとしてのスカウトを頂き現在の企業に入社することになりました。
感想
まずは入社直前に私が考えていたことを列挙します。
- 正直Vue.jsよりReactでの開発経験を積みたかったな...
- 会社は面接で1回行ったきりだからどんな人達と一緒に仕事することになるのか不安...
- 民間企業ってやっぱり厳しいとこなのかな...
- 通勤時間倍になるけど大丈夫かな...
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などと不安の方が大きかったというのが本音です。技術的についていけるかな...とかそういった心配はなぜかしてなかったです。ついていくしかないと諦め(覚悟)がついていました。
さて、いざ入社です。これから本題になりますので、列挙していきます。
- 自走力が極めて重要
これは1ヶ月経って最も痛感していることです。ベンチャー企業にしろ上場企業にしろ、よほど教育体制が整っている企業でないと、メンターが付きっきりということはないのではないでしょうか(どうなんでしょう?)。当たり前ですが基本的にみなさん自身のタスクがあるため忙しいです。実務未経験だとしてもある程度の自走力は求められます。現状での大切な自走力とは、適切な質問をすることだと思っています。自走力といっても実務未経験です。当然わからないことは山ほどあります。そこで、いかにチームメイトの時間を奪うことなく質問できるかが大切だと思っています。「Yes,Noで答えれるように聞く」とか「どこまでわからないのか示す」とか良い質問の仕方については先人の偉大な記事がたくさんありますので、それを参考にして質問するようにしています。
- チャットでのコミュニケーションに慣れる
これは全ての人に当てはまらないと思いますが、私のように前職で対面・電話主体の仕事をされていた方はつまずくところだと思います。「目の前に相手がいるのにチャットで質問するのはどうなんだろ...会話を避けているように思われないかな...」と入社当初は変に気を遣っていたこともあって、チャットでのコミュニケーションに抵抗がありました。しかし、チャットには以下のメリットがあることを学習しました。
- 相手の好きなタイミングで対応できる
- 記録に残るため見返すことができる
- チーム内チャットで質問することにより私の状況をチームメイトが把握できる
- チャットでのコミュニケーションを好む人も多い
もちろん場合によっては対面での質問も大切です。効率面でもコミュニケーション面でも、対面で質問することの大切さも当然あります。ここで感じたのは、基本的にはチャットベースで進めた方が円滑に仕事を進められそうだということです。最後に、返信が遅くてもイライラしないことです。笑顔で返信を待ちましょう。忘れられていたらそっとリマインドしておきましょう。
- Gitはマスターしておく
やっと技術面の話か...という感じですが、実務未経験者はこれに尽きると思いました。というのもこれができないと仕事がはじめられないケースが多いと思うからです。とは言うものの私はGitに詰まり、うまくブランチがきれなかったりとそこそこ躓きました(こうなってはダメです)。もちろんGitは当然のように勉強していると思うのですが、いざチーム開発となると意外と理解しきれていないところが出てくるものです。ここは独学の人もエンジニアの友人を探すなり、ひとりで模擬チーム開発を徹底的に実践するなりで準備しておいた方が吉かなと思います。
最後に
他にも感想はたくさんあるのですが、とりあえず入社して1ヶ月の段階で重要だと感じたことをまとめました。あと、入社する企業は技術面よりもカルチャーフィットを重視した方が成長できるのではと思うようになりました。どんなにいい技術を使用していても、会社の雰囲気に溶け込めなかったり、チームメイトになかなか話しかけられなかったりしていたら成長曲線も上がっていかないのではないでしょうか。まだまだ不安はたくさんありますが、地道にコツコツ自己研磨して、1日でも早くエンジニアとして社会に貢献できるように努めていきたいと思います。ここまで読んでいただきありがとうございました。質問やご指摘はX(旧Twitter)(@hiro)に遠慮なくいただければと思います。
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