改めてLinuxコマンドについてまとめてみた その2

2023/01/28に公開

パフォーマンス確認コマンド

  • topコマンド

リアルタイムにパフォーマンスを測定するコマンド
Pを押下でCPUでソート
Mを押下でメモリーでソート

topの表示画面

topの見方(上に表示されている部分の説明)

  • load avarage

  • %Cpus

  • メモリ
    重要なのでfreeの値ではなく、avali memが実際に使用可能メモリ
    linuxは使えば使うほどbuff/casheに割り当てていきfreeが現象するが解放可能であるので問題ない

vmstatコマンド

仮装メモリーやディスクのI/Oの統計情報を表示するコマンド


2秒おき7回実行(1回目に表示されるのはサーバー起動時からの差分なので無視する)

vmstat 2 7

sarコマンド

軽くパフォーマンス状況を調べてい際などに使用する

オプションについて

pingコマンドについて

ネットワークでの疎通を確認するコマンド
送信先にmessageを送信し, 応答が返ってくるまでの時間を測定する、この時間を測定することで、相手サーバーの負荷状況を確認することもできる

pingではドメイン名も指定できるので、確認する際にipでは疎通できたが,ドメイン名だと通信がうまくいかないなどがあると、DNSサーバーに問題があるなどの問題の切り分けが可能になる

EC2において, pingで疎通確認する際は全てのICMPを許可しなければ通信ができないので注意

routeコマンド

サーバー自身が持っている,ルーティングテーブルを参照, 変更するコマンド
現在routeコマンドは廃止の方向に向かっておりipコマンドに置き換わっている

EC2のルートの確認

ネットワーク設定(awsはしなくてもよい)

tracerouteコマンドについて

通信相手までのルータなどのネットワーク経路を表示するコマンド

netstatコマンド

サーバーが通信しているネットワークの通信状態を表示するコマンド
-antオプションで実行されることがほとんどのケース

サーバーとssh接続できないケースなどにsshポートである22番ポートが通信中になっているかなどを確認することで、問題の切り分けなどをすることができる

nslookup

サーバーに名前解決を問い合わせるコマンド

google.comの情報を表示する

写真の場合だと
DNSサーバーが172.31.0.2

public ipが
142.250.196.110(ipv4)
2404:6800:4004:821::200e(ipv6)

digコマンド

nslookupとほぼ同じだが、 nslookupコマンドは現在非推奨になっているので
digコマンドを基本使用するようにする。
nslookupは取得した情報をわかりやすく、表示するコマンドで
digは詳細まで表示するコマンドとなる

nslookupよりも詳細に表示していることがわかる

hostコマンド

これはneslookup同様ドメイン名からpublic ipを取得することや逆に
ipアドレスからドメイン名を取得する、逆引きなども可能

ドメイン名からipアドレス(nslookup, digと同じ)

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