Closed8
Swift5.7について調べる
前に5.5を調べた時の記事。
まだ数は少ないが、インパクトの大きい変更が多い。
SE-0345、if let x = x {}
をif let x {}
で略記できるようになる。何年も繰り返し提案され、とうとう導入された。
SE-0302、@Sendable
なクロージャを使えるようになる。Swift5.5で導入するんだと思っていたけど延期されていたのか。
SE-0326、複数行のクロージャでも引数や戻り値の型を推論してくれるようになる。print
とか追加してデバッグするのが楽になりそう。
SE-0309、Associated Typeを持つようなプロトコルでもexistential typeとして使えるようになる。プロポーザルと前後するが、any P
が導入されたので、例えば「any Collection
」のような型を書けるようになる。インパクト大の変更。
SE-0328、Opaque Result Typesが構造的な型の中で使えるようになった。(some P, some Q)
とか、Set<some Hashable>
とか書けるようになる。
SE-0341、some P
を関数の引数の位置でジェネリクスの糖衣構文として導入する案が正式に採用された。
このスクラップは2022/10/03にクローズされました