Open2
MacのTerminalで簡単に複数画像を1つの GIF にする方法
これはなに
- 複数枚の画像をひとまとめのGIFにする方法を毎回ググっていたので、現状最も簡単と思われる方法をメモしておく。
- コマンドラインで画像処理が行える便利ツール 「ImageMagick」 を使う。
- Photoshopなどのソフトを使わなくていいのですぐに実行できる。
やり方
Homebrewを使用してImageMagickをインストール
- ImageMagickのインストール
- Homebrewがインストールされているか確認するには、以下のコマンドを叩く。
brew --version
- Homebrewがインストールされていたら、ターミナルで以下のコマンドを実行する。
brew install imagemagick
- ImageMagickのインストールが完了したら、正しくインストールされているかを確認する。
- ターミナルで以下のコマンドを実行する。
magick -version
GIFの作成
- GIFにまとめたい画像一式を 1つのフォルダにまとめる
- すべて同じアスペクト比、解像度にそろえておく
- 動く順番にファイル名に通し番号などを追加
- ターミナルを開き、画像があるフォルダに移動
cd /path/to/your/images
- ImageMagickを使用してGIFを作成
- 以下のコマンドを叩く
convert -delay 20 -dispose previous -loop 0 *.png output.gif
- -delay 20
- フレーム間の遅延の設定(20/100秒)。この値を調整することで、アニメーションの速度を変更できる。
- -dispose previous
- 前の画像に重ねないようにする
- これがないと画像がどんどん積み重なってしまう
- -loop 0
- loop 0でGIFが無限にループする。
- この値を変更することで、ループの回数を設定できる(例: loop 3はGIFを3回再生)
- *.png
- GIFに変換したい画像ファイルのパターンを指定
- ここではPNG画像(.png)を使用しているが、必要に応じて別のファイル形式や特定のファイル名を指定できる
- output.gif
- 出力する名前。好きに変える。
- 同じ名前のものがすでにあると強制的に上書きされるので、出力時に名前を変えたりタイムスタンプなど付けるといい。