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統合テスト JSTQB Foundation Level新シラバスのキーワード解説!

2024/01/07に公開

統合テストとは?

統合テストは、ソフトウェア開発ライフサイクル(SDLC)の重要な部分であり、別々に開発されたコンポーネントやシステムが互いに正しく連携して動作することを確認するテストプロセスです。このテストは、コンポーネント間、またはシステム間のインターフェースと相互作用に重点を置いています。

統合テストの60秒動画解説!

https://youtube.com/shorts/zm1zkQCkn2g?feature=share

統合テストの主な種類

コンポーネント統合テスト

  • 焦点 コンポーネント間のインターフェースと相互作用。
  • アプローチ ボトムアップ(下位レベルのコンポーネントから始めて順に統合)、トップダウン(上位レベルから始めて下位レベルに進む)、ビッグバン(すべてのコンポーネントを一度に統合)などの戦略があります。
  • 目的 コンポーネントが統合された際に、予期される通りに機能することを確認する。

システム統合テスト

  • 焦点 異なるシステムや外部サービスとのインターフェース。
  • 環境 運用環境に近いテスト環境で実施されるのが理想的です。
  • 目的 システムが他のシステムやサービスと正しく連携することを保証する。

Brian Marickのテストの四象限モデル

統合テストは、このモデルによれば「テクノロジー指向、チームを支援する」象限に位置づけられます。このモデルは、テストタイプがビジネス指向か技術指向か、チームを支援するものかプロダクトを批評するものかに基づいてテストを分類します。コンポーネントテストとコンポーネント統合テストは、技術的な側面に重点を置き、開発プロセスをサポートするために設計されています。これらのテストは通常、自動化され、継続的インテグレーション(CI)プロセスの一部として組み込まれます。

統合テストの重要性

  • 品質保証 統合テストにより、コンポーネントやシステムが統合された際の問題点を特定し、修正することが可能になります。
  • リスク軽減 インターフェースの問題や相互作用の問題を早期に発見し、修正することで、リスクを軽減します。
  • 信頼性の向上 システムが他の部分と適切に統合されることで、全体としての信頼性が向上します。

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