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デュアルCPUマシンを作ったときに躓いたこと。

2024/04/06に公開

TL;DR

ネタバレ
デュアルXeonをやっちゃうときはメモリの対応に注意しましょう。  
私はRDIMMのみ対応のマザボにLRDIMMを刺した愚か者です。

初心者Xeonにさわるべからず

非常にシンプルですが、これだけ。
初心者は素直にIntel CoreかAMD Ryzenを使いましょう。
私は今までデスクトップPCはCore i5で何台か組んだことがあるので、油断してました。
CPU買って、同世代でハマるソケットのマザボとクーラー買って、メモリ買って、容量足りる電源買って、とりあえずデカいHDD載せて、どうやらXeonには内臓グラフィックが無いらしいから家に転がってる型番もわからないグラボを刺して……。合計なんと6万円!!
もちろん無職大学生は親の脛かじりなのでeATXのケースなんてもったいないお金の使い方はしません!!と謎のプライドを持って段ボールの上に鎮座しているマザボに付属していた謎のフロントパネル用のスイッチを押しました。
もちろん起動するわけもなく
あ、実家でごろごろしてるときにいじってたので写真とか無いです。
このエラーの原因はメモリが非対応だったことです。
「よくわからないけど、ヤフオクでLGA2011-3のマザボで一番安いの買っておけばいいだろう」
「メモリは多ければ多いほど嬉しいけどお金ないからとりあえず最初は64GB2枚でいいだろう」
この合わせ技の結果、LRDIMMのメモリとLRDIMM非対応のマザボを買ってしまったというわけです。どうやらマザボはNECのEXPRESS5800 T-120gの中身をバラして売られていたものらしく、夢のメモリ1TBのためにXeonでPCを組んだのに512GBまでしか搭載できない [1]らしいので、14,000円くらいしましたが即座にお蔵入り決定しました。
そして、今度はちゃんと調べてLRDIMMでも動くマザボを探してちゃんと買うんだと意気込んでヤフオクの奥に沈んでいったわけです。
結果的に、super microのX10DAiを28,000円くらいで落札して、下の画像のような何とも貧相なPCが出来上がりました。
でゅあるじーおん
スペックはE5-2650v4$\times 2$なので、24コア48スレッド定格2.2GHz(TB2.9GHz)に2400MHz駆動の64GB\times 2で合計128GBのLRDIMM、HDD4TB、電源1200W Platinum認証という感じになっています。ついでにハードオフで800円くらいで買ったBDプレイヤーが転がってたのを付けたのと、CPUクーラーは1つネジが一つ足りなかったので、足りない状態で動かしていることくらいが補足事項。
新品パーツはHDDだけなので、ホントにマザボさえ最初から対応するものを買っていれば安く上がったのに……。
OSはUbuntu Serverの2024年3月時点で最新だったバージョンを利用してますが、特に問題なく動作してるので、デュアルCPUで躓いたのが本当にメモリだけなのが悔しいです。
皆さんもデュアルCPUのPCを作ることは多々あると思いますが、私のように初心者の凡ミスをしないように気を付けてください。

脚注
  1. TSV Registered DIMMという聞いたことないメモリなら1TB積めるらしいんですけど、どこに売ってるかわかりませんしぃ? ↩︎

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