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StorybookをFirebase hostingにデプロイして公開する

2023/08/23に公開

TL;DR

Firebase へのホスティングに限らず、CSR のホスティングは基本的に「ビルド → それをサーバーに置く」という流れを踏むだけ。

なので、特段難しいことはなく、ただの手順のメモ的な記事になっています。

前提

  • 他のプロダクトを見たりすると何かしらのコンポーネントを作りたくなる時がある
  • そういう習作的なコンポーネントを作り、Storybook で管理している
  • Storybook を公開しておいて、「こういうコンポーネント作った」というのを外部に公開できる基盤を作りたい
  • 基本 master マージで、公開のタイミングも自分でコントロールしたいのでプルリクや master マージ時の自動デプロイは考えない(初期設定でできそうだけど)

Firebase の準備

Firebase コンソールからデプロイ用のプロジェクトを準備したら、ローカルのターミナルで Firebase の確認を進めます。

ログインの確認

firebase login

Firebase プロジェクトの初期化

プロジェクトルートで以下のコマンドを実行

firebase init hosting

以下、ポイント。

? Detected an existing Vite codebase in the current directory, should we use this? No

Vite プロジェクトで構築しているので、Firebase が気を利かせて聞いてくれてる感じです。

が、これを Yes にしてしまうと Vite プロジェクトの方がデプロイされてしまうため、No にします。

? What do you want to use as your public directory? storybook-static

Deploy のターゲットになるのは Storybook の場合storybook-staticとなるので、そう答えてあげます。

Firebase プロジェクトのターゲットを確認

意図したプロジェクトになっていれば OK

firebase target

Storybook のビルド

npm run build-storybook

デプロイ

firebase deploy --only hosting

確認

https://storybook-4dcbb.web.app/?path=/docs/atoms-grass--docs

無事にデプロイされたことを確認できました。

おわりに

単に作ったコンポーネントを見せるだけならこれでいいのですが、Vite で作ったプロジェクトを並行で Firebase で公開する場合にはもう少し踏み込んで凝った設定をする必要がありそう。

あと Firebase、見るたびに便利になっててすごい。

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