【日本ハッカー協会】自身をハッカーとして登録してみた
はじめに
数年前にセキュリティ界隈で注目の的を浴びたCoinhive事件にて、無罪を勝ち取るために様々な支援に名乗り出た非営利法人である日本ハッカー協会では、自身をハッカーとして身分登録をすることができるらしく、管理人も実際に登録してみました。
日本ハッカー協会とは
正式名称は「一般社団法人 日本ハッカー協会 Japan Hackers Association」(以下:日本ハッカー協会)です。
一般社団法人であるため非営利で運営されており、「日本のハッカーがもっと活躍できる社会を作る」という理念を目的として設立されました。
主な活動としては、セキュリティの分野で自身の能力を発揮したい方々に求人を紹介したり、万が一の際に法的支援を行っております。(Coinhive事件が大きな実績となりました。)
他にもセミナー等のイベントを主催したり、Eラーニング運営企業との仲介を担っていたりと活動内容は多岐に渡ります。
また、日本ハッカー協会ではSCSKセキュリティ株式会社と株式会社ブロードバンドセキュリティが賛助会員となっている等セキュリティ法人からの支援も受けており、本格的な機関としての地位を確立しています。
実際に登録してみた
冒頭でお話した求人紹介や法的支援を受けるにあたって、自身をハッカーとして登録することが前提条件となっています。
無料で会員登録ができ、且つ最小限の個人情報で問題ないということなので、私も実際に登録してみました。
まずは公式サイトの新規会員登録ページにアクセスします。
以下の必要情報を入力してこの内容で登録する
を押します。
・ユーザーネーム:本名ではなくハンドルネームでOK
・メールアドレス:Gmail等のフリーメールアドレスでもOK
・パスワード:半角英数記号で10文字以上~32文字以内ならOK
登録確認のモーダルウィンドウが表示されるため、はい
を押下します。
登録の流れという項目に「仮登録が完了しました。」という文言が表示されます。
その後、自身のメールクライアント宛てに本登録用のメールを受信しているため、指定されたURLリンクにアクセスします。
※Gmailを初期設定で運用している場合は迷惑メールフォルダに分類されてしまう可能性があるため、受信トレイに本登録用のメールが届いていない場合は確認してみてください。
本登録の完了メッセージが表示されるとともに、ログインページにリダイレクトされます。
登録したメールアドレスとパスワードでログイン認証に成功すると、マイページへリダイレクトします。
ハッカーとして登録する
ボタンから登録専用のフォームにアクセスします。
以下の必要な情報を入力した後にこの内容で登録する
ボタンを押します。
・ユーザーネーム:会員登録時に入力した情報が反映されます。ここではユーザーネーム自体の変更はできませんが、別途会員情報変更ページでは変更が可能です。
・ユーザーネームのよみかた:任意の読み方を入力します。
・居住区:自身の国籍を選択します。
・連絡方法:日本ハッカー協会の運営から何かしらの連絡を受ける際に使用されます。連絡媒体はお好みですが、初めは会員登録時に使用したメールアドレスにしておくのが無難でしょう。
・企業紹介:転職活動を視野に入れているか否かで変わりますが、管理人は現時点で転職を考えていないため「不要」にしておきます。
・スキル:企業に自身の能力を売り込むための情報を記載します。基本的にはキーワード検索にて候補に選ばれたスキルを選択しますが、候補にリストアップされなければ自身で任意のスキル名を記載することが可能です。管理人は転職を考えていないため現時点で登録はしませんでした。
最終チェックのモーダルウィンドウが表示されるため、はい
を押下します。
この時点で日本ハッカー協会のコンテンツにアクセスするための会員登録と自身のハッカー登録の両方が完了しました。
まとめ
今回は自身をハッカーとして登録するまでの一連の流れを記載してみました。
今後はメール本文に添付されている登録会員番号で個人を識別するらしいので、忘れないように本メールを大切に保管しておくことを推奨します。
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