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自分用の論文メモの要件について
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自分用の論文メモの要件
- 基本的には自分が後で見返した時に自分が知りたいことを素早くインプットできることを目的とする
- この種のアウトプットは他人が読んでわかるレベルを目指す必要はない。
- 論文に書かれていないことを中心にアウトプットとして残す(自分なりの考察や解釈など)。
- 最悪メモを読んでも理解できなければ元の論文をもう一度読めば良い。
やること
- 論文の結果や意義について、自分なりの解釈や評価を記述する
- 論文を読むことになった文脈を記述する(例: 「○○コンペで○○タスクにおける○○についての手法を知りたかったから」)
- 参考文献は引き続き今の形式でリストアップし、番号をつける。番号の対応が面倒なら注釈構文で代用しても良い。
しないこと
- 背景知識の補完は論文の内容をキャッチアップするために最低限の内容に留める。
- 略語については逐一展開しない。後で読み返したときに何かがわかれば良い。
- 文脈からわかる場合は図表のキャプションや番号もいらない。
- Web公開は無理してしない。どこに置いたかわからなくて困るなら、非公開でアップロードしても良い。
- アウトプットの場所はzennのscrapとかで十分。ソースコードが残らない問題もあるが、obsidianなど他のツールを見てみるのも良いかも。
注意
- コンペに関連して読んだ論文についてはprivate sharingと判断されないように注意を払う必要がある。publicの公開は基本しない。
Markdown(zenn)をacademic writingに使用しようとすると色々と無理が出てくることがわかった。
ここではmarkdownで作業の工数がかかっているところの洗い出しと、無理してacademicスタイルに合わせないようにする妥協点について整理する。
面倒だと感じること
- 改行が無視されないのでパラグラフにしようとしたら1行の長い文にする必要があり、編集したい箇所までカーソルを動かすのに時間がかかる
- 図表のキャプション機能がない
- 図表番号の対応を手動で行なっている
- 参考文献の引用機能がない。番号の対応を手動で行なっている。
- 数式の編集に工数割かれてそう
- 日本語の文章形式のバグ(主語と述語の非対応など)箇所の修正にかなりの時間がかかっている
- 表記揺れの修正
妥協しても良い点
- パラグラフにまとめるのは諦める
- 図表にはキャプション番号をつけずに「図」とだけ表記する
- 省略しても問題なさそうならキャプションもつけない
- 数式は論文のスクショコピペで代用できる?GPTに食わせてTeXのコードにできるが、大量にあったり、論文の数式を編集したい場合は結局時間がかかる。 -> 可能な限り編集しない?
- 日本語の文章形式(主語と述語の非対応)などは多少おかしくても妥協するか?-> 雑にラフを書いてGPTに校正させる?
学んだことを文章で残すことの目的と要件について
目的:
- 理解できてないところを明確にするため
- 自分で後で見返した時に素早く情報をインプットできるようにするため
- 論文は紙でプリントアウトして読んだら捨てるので、メモ書きなどが残らないため
- 論文で分かりにくかったところや説明が不足している箇所は、自分で理解した内容を文章で残す方が後で見たときにキャッチアップしやすい(と思う)。
要件:
以下の内容が後でインプットとして引き出せること。
- 論文で分かりにくい箇所や説明が不足している箇所を自分なりに解釈して補足した内容
- 論文に書かれていない提案手法についての自分なりの評価や考察
- その時なぜこの論文を読もうと思ったのか?どのような文脈で読む必要があったのか?など背景的な補足事項
- 論文の内容にキャッチアップするための最低限の背景の説明とかはあった方が良いのかもしれない。
上記の要件に対して本来不要な作業:
- Webに一般公開する
- 他人が読んでも理解できる文章にするための工数。具体的には背景知識の補足や日本語の文章形式の校正、略語の展開、図表番号の対応など。
- プレゼンテーションとしての提示順序の推敲。他人が読んで理解できる文章を書く上では、どの情報をどの順番で伝えるのが最も効率的か?ということを意識する必要がある。自分用のメモであれば、そういったことは本来なくてもよく、読んだ時の背景や文脈が後から引き出せれば十分。
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